5!5!5!
上の子が5歳になりました。おめでとう!
ということは、親になって5年経ったということでもあります。年齢の数え方はふたつあって、”かぞえ”と”満”という捉え方があります。かぞえ、は何年目を生きているのか、満は、何年生きてきたのか。つまり、僕たち家族は、その子とともに5年間生きてきたことになります。いちにちも、誰も欠けたことがありません。
子が生まれた日の日記を。別のSNSに投稿していたものを引用しました。何が何だか分からないままに、小さな小さな命が僕の手の中にいて、そして3人家族が始まりました。
子は、まだ1歳にならないとき、数日間高熱を出していました。5月の連休のさなかで初夏の陽気が続き、熱を出しているのに布団もかけられず、何度測っても全然下がらない体温が、とても心配な日々でした。保育園に通い始めて1週間程度だったと思いますが、それは僕たち家族にとって痛烈な洗礼となりました。その時の記憶は、今でも、これからも、僕たちの子育ての励みとなる大切な記憶です。
時代物の小説を読んでいると、こどもの命の儚さを例えた「7歳までは神の子」という表現を目にすることがあります。大きくなったと思っても、何があるか分からない・・それは、子育てにおいて避けて通れない不安だと思います。日齢、月齢、そして年齢と、命を重ねていくたびに人間らしくなり、大きくなっていく娘の姿はとても嬉しいものですが、果たして「強くなっている」のかというのを考えると、よく分かりません。
体力や筋力的な強さではなく「こころ」のこと。
保育園に着いても、手をぎゅっと掴んだまま離れないことがありました。何かあると、すぐに大きな声を出して泣くこともありました。一時期のことでしたが、それがなくなったから心が強くなったのか、それは分かりません。子とは、話し合いというほど真摯ではないにしても、言葉を交わすようにしています。何か折り合いをつけて、成長している風に見えているのだとしたら、これからも言葉に出して伝えていくことは大事だと思います。視点は変わりますが、娘と言葉の関わりについて書いた記事が、個人的に好きなので再掲します。
5歳になった家族で、色々とやりたいこともあるし、行きたい場所もあります。こんな時期ですが、5年間生きてきたことを素直に喜びながら、好きなことができる家族でありたいと思います。ここnoteにも、家族のことをまた書かせてください。
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