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よみたい→いいね→ねるまえ→えほん

我が家では、寝かしつけの時に絵本を読むデッドラインが決まっています。

21:30

その時刻までに、寝室に上がらなければならないのです。

時刻として、遅いとか早いとかご意見はあるだろうけれど、我が家の目標時刻として、現在のところこの時刻が設定されているのです。朝起きる時刻からしたら、1時間くらい遅いけれど、真面目に時間設定すると、毎日本が読めないまま寝ることになり、それも厳しいのです。

寝かしつけの時に読むのは、絵本がほとんどです。子どもの本は、保育園から借りてくることができるので、日替わりで借りてくることもあります(それを保育園に行く理由にして、朝の時間に宥めることすらある)。

そんな本の中で、僕が子どものころ好きだった絵本が、時々混ざってきます。あ、これ好きだったんだ・・と思うと、目の前の子どもと自分が重なって、親になったんだなぁなんて思うのです。

メディアパルさんの企画に参加します。#わたしが一緒に育ったロングセラー絵本

保育園から借りてくる本には、歴代の親御さん達の思いがこもっています。それもそのはず、園の本棚に入れる本は、親たちが選書しているから。新しい本はそれこそ今っぽいし、反面で、僕が生まれる前に出版されている絵本もあったりします。

印象深い作品が多く、ひとつには絞れないので、いくつかあげてみます。

おでかけって、なんだか楽しかった。その準備もワクワクしたし、大人のまねも憧れたもので・・子ども時代がそのまま描かれていて、しかも大人の表情もとても優しくて。子どもらしさ、大人らしさのお手本のような絵本。当時も今も、読むのが楽しい一冊。

林明子さんのほんのりした絵も好きで、大人になってから「こんとあき」を知って、すごく衝撃を受けたのを思い出します。(かわいい絵本なのですが、僕には衝撃でした・・名作です)


これもまた林明子さんの絵が特徴的な、ホームドラマを見ているような作品。これもすごく好きでした。一軒家への憧れとか、庭のある家とか、二階建てとか、子どもの頃の憧れが詰まっているんです。内容を知らない方のために、ラストに分かる極め付けの憧れポイントは書かないでおきます・・。

今読むと、時代を感じる家具や家電があって、昭和感のある絵本です。いつか子どもが、この絵本のような遊びをしてくれないかなぁ・・と、親としての憧れもまた、この本には残っているのかも知れません。


美味しそうなパンがびっしり並ぶ見開きの凄さ。いろんな形のパンがあったら楽しいだろうな・・を実現させた絵本。カラスは黒くて大きくて、怖い鳥だなんて思っていた子ども時代、このお話を知ってからは「もしかしたら・・パン屋さんかも」なんて思えて、怖くなくなりました。

カラスが大勢買いに来る場面も壮観でした。子どもたちも好きなお話なので、勢い余って、今年の僕の誕生日には、からすのパン屋さんのTシャツを買ってもらいました。

https://www.graniph.com/item-detail/019000527001


読み聞かせで読んでもらった、さらに妹弟に読んだ本が、親になってみて読んでみると、全く景色が違うというか・・あぁ、こういうこと言いたかったんだなぁ・・と思えるのでした。子どもの頃には気づけなかった、絵本の中の”ネタ”にも、大人になると簡単に気がつくのも不思議です。

楽しい企画でした。あなたにも、一緒に育った絵本、きっとあるはず。メディアパルさんの企画は9月20日まで。


#絵本 #記憶 #林明子

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もつにこみ
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