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持ち寄れる“自分”ってなんだろう

フォローしている方々でふわっと盛り上がっている、株式会社くま、ができたら僕は何ができるだろうか、と考えてみました。

それこそ、仕事をしながら、通勤電車に乗りながら、歩きながら、買い物をしながら、僕には何ができるのか。

ちなみに、似たような雰囲気で全然違う切り口の、僕は何がしたいのか、も苦手分野なので、すぐに答えられません。

株式会社くま、って何?という方は、こちらをご覧ください。

記事の中では、僕の過去の記事を読んでくださっていたところから、なんとなくの仕事内容を把握されているような(それだけでもとても嬉しいし、驚くべきことなのですが)印象を受けました。

数年前までは、地域包括ケアシステムという国家的な取り組みを、地域レベルで啓発していく、福祉マインドの醸成のための仕事をしていましたが・・これもイマイチ掴みづらい。

そして、冒頭の問いに戻るわけです。僕には何ができるのでしょうか。言い換えると、何を差し出すことができるのでしょうか。考えてみたら、資格らしいものもありません。公務員は、他自治体に転職すると言っても、就職試験を受けなければなりません。

公務員になる前は、引越し屋さんだったので、移転作業とかではテンションが上がるかも知れません。でも、トラックが運転できるわけでもなく、力持ちではないので明確な戦力にはならなそうです(ダメな作業員タイプね笑)

この話を書きながら、妻にも聞いてみました。

うーん、と3秒くらい唸って、びっくりするほどに素早く出てきた答えは、「愚痴を聞く係」「弱さを責めない係」なのだとか。つまり、愚痴を聞くと給料がもらえて、愚痴をいうと給料を支払わないといけない、なかなか面白い給与形態ですね(違う)。

弱さを責めない、それは言い換えるなら「怒りを見せない姿勢」なのだそうです。なんだか嬉しいというか、意外でした。結局、これを生かして仕事をするとなると、愚痴を聞いたり、ミスを報告される側になるということなのかも知れません。

妻いわく、好き勝手にやっても言っても、怒らないよね。とのこと。いや、僕からしたらなぜ怒るのかと思ってしまいました。とんでもないお金がかかるとか、こどもたちが危険に晒されるとか、そういうのは嫌です。じっさい、イヤという感情が怒りにはならないのかも知れません。

なぜ僕がそんな風なのかは、心当たりがあって、それは僕自身が「期待をしすぎない」ことを心がけているから。

始まりは、高校生のころだったと思いますが、とにかく他人に期待していた自分を自覚してからというもの、ある意味では”冷たすぎる”人に見えることもあったと思いますが、自分が落ち込まないために考えた手段でした。

そのことを結婚してすぐに妻に話したことがあり、妻はとてもショックだったそう。そりゃそうだ。「あなたには期待していないんです」と言ったようなものだから。

時を経て、「期待してない」の意味がなんとなくわかってきたと、いつか言っていました。

反対に、僕はあなたの期待には応えられないです、という気持ちが強いのかも知れません。それが自分の中で正当化されてしまうと、成長もなさそうでハッとします。・・成長はさせてくれ。

株式会社くま、愚痴を聞く課・キッシュ担当。外向きというよりは、内なる存在感のようです。疲れた時はキッシュを食べながら、お話ししましょう。


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