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漢字の日

昨日は「漢字の日」、今年の漢字が発表された。多くの人が思った、今年を象徴するような出来事が漢字一文字になって表される。

事前に公募されていて、それぞれ応募者が思うままに字を挙げて、説明を加えて応募する仕組みだ。多数決のようだけれど、同じ字でも意味合いが違うものもあるだろう。

個人的な印象としては意外だった。

僕はこの手の予想は上手くない。

かつて友人から「もつは視点がほかと違うから、逆に新鮮」と言われるくらい、世界や社会の客観視が苦手なのかも知れない。

今年の漢字は、僕は全く想像もしていなかったし、どうしてもネガティブなイメージが強く、認めたくないといった思いもある。


今年の漢字、自分だったら何を選ぶのか。ちょっと面白そうなので、上の子にも聞いてみた。今年の漢字はなんだろう?

小学校一年生で習う漢字は、まさに序の口。漢数字や、画数の少ない記号のような文字が思い浮かぶ。子は、考えた末に、こう言った。

「一、だね。1年生になったし、はじめの一歩を踏み出したから」

エッセイストみたいなこと言ってる(笑)それを聞いてとても嬉しくなった。僕としては、漢字はなんでも良くて、ちゃんと説明できたことに感激したのだ。なるほど、1年生にしか答えられない漢字かも知れない。

小学校生活は、子だけでなく親も初めてのことが多い。基本的な運用はあまり変わっていないはずなのに、子と親と立場が変わるとこうも世界が違うのかと思う。

だからこそ、子の世界は大切にしたいのだけれど、ついつい時間を気にしたりして、急かしてしまう。

年末になると、なんとなく仕事が残っているような、無くなっているような、ちょっと落ち着かない日々が続く。今年は特に分からないことだらけで、ミスの修正でミスをするといったことを繰り返している気がする。

もしかしたら、僕も今年は「一」なのかも知れない。これまでの経験を活かして、一から仕事を見直す場所にいるのかも知れない。

春からずっと落ち着かないような日が続いている。

年末に向けて、ひとつひとつ、片付けていこう。

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