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図書館に行こうか

すでに数日過ぎてしまったけれど、4月30日は図書館の日(図書館記念日)だったそうだ。公立の図書館の設置や運営方針などを定めた、図書館法の公布日とされている。

こういう○○の日をテーマにした投稿をするなら、前もって調べておいて、その日に間に合うように書くのが定石ってものだけれど、気がついたのが夜中で、しかもなんとなく疲れて眠くなっている時間帯だったから、仕方がない。

図書館は、好きだろうか。図書館は、使うだろうか。

いま、図書館は増えているけれども、利用者数は減少しているのだとか。僕も日常的に使うわけではないので、現場の変化はあまりわからないけれど、紙の本を読むこと自体がかなり減っているような印象がある。新聞も読んでいる人が減っているし、動画を見ることで情報を得るのが、珍しいことではなくなっているのだ。

本は、最新刊とはいえ”古い情報”なのかも知れない。

そして図書館は、たいてい同じ本はあまり準備されていない。新刊を借りようと思っても、予約で○人待ちとあったりすると、それだけで借りたい気持ちは萎んでしまう。

図書館の中で、子ども連れで見かける大人も、子どもの本はたくさん借りているけれど、自分用の本を借りる人が少ないように感じる。小さな子どもと一緒に、絵本ではない書棚を巡るのは厳しいのものがある。

僕は、子どもの本を借りに行ったついでに、自分用の本を探すけれど、子どもの動向を見守っていると時間がなくなるので、背表紙を探すよりも、展示されている本をざっと見て手に取り、とりあえず借りてみる・・という感じだ。

また単行本を読み進めていくのも、時間というよりも読む場所や運搬のためのスペースの確保が、ちょっとハードルのように感じられてしまう。

とはいえ、僕は図書館という場所が好きだし、家族にもそうなって欲しいと思っている。僕が子どもの頃は、実家にエアコンがなくて、夏休みはプールや涼しい図書館に避難するように通っていた。本を借りるというよりも、その場で読んで時間を過ごすことが多く、日本の歴史のような続きもののマンガも、おそらく図書館で初めて読んだように思う。

僕たち家族が暮らしている稲城市は、おそらく全国的に見ても図書館の多い街だと思う。”館”というよりも”室”のような規模がほとんどだけれど、児童館や文化センター(公民館)のような場所に併設されているのだ。

子どもたちと過ごすとき、困ったら図書館にいくことが多い。本を読みながら、時間も過ごせるし、大きな図書館ならカフェもある。子どもたちが自分で本が読めるようになったら、ひとりで書棚を眺めながら本が選べるかも知れない。



図書館も大事な居場所になるかも知れない、と思った話。


#図書館 #図書館記念日 #おでかけ

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