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ラスベガスが好きな理由⑦

新旧が存在するラスベガス。ラスベガスBlvdの4コーナーを中心としたストリップ(新)とダウンタウンを彩るオールドタウン(旧)。

30回ほどラスベガスへ行っているにもかかわらず、オールドラスベガスへ足を運んだのは記憶にある限り2回だけ。その理由はなんとなく治安の問題と車を停める場所の確保が難しいこと。その2点をクリアできれば行けるかな・・・と模索してRTC(The Regional Transportation Commission of Southern Nevada)が運行するバス「デュース(Deuce)」をチョイス。

ベラッジオ前から乗車できるデュースはダウンタウンのメインエリア、フリーモントストリートまで乗換なし。2階建てバスなのでベガスの町を一望できるのも楽しい。ベラッジオ前からおおよそ40分の道のり。デュースの終バスは深夜12時半ごろまで、昼間は10分間隔での運行。こんなに便利だったらもっと早く利用すればよかったと反省。

フリーモントに到着すると既にオールドラスベガスの雰囲気が漂う町並み。ネオンもノスタルジックで渋い。なんとなく映画の世界に入り込んだような雰囲気で、ワクワク感が否めない。

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お目当ては24時間歩行者天国のフリーモントストリートで上演される映像と音のショー「フリーモントエクスペリエンス」。
全長約450メートルのアーケードに映し出される迫力のある映像は
ラスベガスらしい綺羅びやかさ。

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毎日、午後8時から定期的に開催されるアーケードショー。
祝日やイベント時には特別な画像が映し出されるので、それに合わせて見に行くのもまた楽しみの一つ。今でこそ、プロジェクションマッピングとか流行っているけど、いち早く取り入れるあたりがラスベガスらしい。

新旧入り乱れながら、最先端をがっつりキャッチして見ている人の心をときめかせる手法をラスベガスという街は知っているんだなと思う。

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古き良き伝統を残しつつ、新しいものを取り入れるのは結構大変。特に自分がやっている業界は、新しいものに常にアンテナを張っていなくちゃいけないのに、日本特有の伝統を重んじる壁に阻まれて板挟み状態になる。古いものが悪いとも思わないけど、今を生きる人達にとってそれが本当に最適なのか?と問われれば、客観的にはYESとは言えない。

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それでも古い時代を生きてきた人たちには、鉄壁のこだわりがあるし、それを若者たちは崩すことができずに、日本の経済は衰退している。だから若者もおじさんも、おばさんもみんなラスベガスに行ったら良いと思う。ここで見るもの全ては新旧融合から生み出されるReborn的なエンタメだから。たった1年足を運ばないだけでも様変わりするラスベガスは、毎年自分の期待値を超えてくる。

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そんなラスベガスが好きだなぁとしみじみ思う。

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