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入院してしまいました【ゆとり技術士の日常】

 仕事を終えて帰宅している時に、妙に体の怠さを感じた。
 案の定、寝る頃には発熱の症状が出ました。
 遂にコロナウイルスに感染したのかと思いながら落胆し、翌日に検査を受けに内科に行きました。
 インフルエンザも流行していることから、疑わしきものは多いので、どれかなんだろうと思っていました。
 しかし、全て陰性でした。
 処方された薬を服用しても、熱は下がるどころか上昇し、40℃まで到達しました。
 更に夜中には、胃の辺りに激痛を感じて目が覚め、脂汗が滝のように流れ、トイレでうずくまっていました。
 激痛の翌日に別の消化器内科で血液検査をした結果、異常値を示している項目が複数ありました。
 入院を勧める結果だとドクターに言われたので、紹介状を書いてもらい入院しました。

 入院の経験はこれまでありませんでした。
 今も絶賛入院生活を送っている訳ですが、色々と考えさせられました。

1.まずは会社員で良かった。

 とりあえず有給休暇にしているので、収入は今のところ大丈夫です。
 仕事も代わってもらうしかありません。
 もし、フリーランスだった場合、代えが効かないので、取引先に迷惑もかけてしまいます。

2.貯蓄があると心配事はかなり減る。

 兎にも角にも、お金の心配が発生します。
 月々の投資も大切ですが、手元にある程度のキャッシュを確保しておかないと、不測の事態に対応できませんでした。
 バランスが大切ですね。

3.ある程度の限界が把握できる。

 今回は過労とかではないと思うのですが、どこか無理していたことは事実かもしれません。
 この状態に陥ってしまうと、ただただ無力であることを痛感します。
 でもそれは、誰しもが当てはまることであり、ある意味リセットボタンを押したようなものではないでしょうか。
 30代で入院することができて、良かったとさえ思っています。
 若い時が怖いもの知らずなのは、このようなリスクを実感していないからです。
 限界を知らずに、リセットされることも知らずに年齢を重ねると、再起できなくなる可能性が高まります。

4.地元の近くに転職しても良いかもと思った。

 ほとんどが、地元にプライベートの付き合いをしている人がいます。(家族含め)
 今は地元から離れているので、頻繁には会えていません。
 普段はべつに構わないのですが、このような突発的な事象が起きた際は、何かと不便です。
 実際、離れていてもなんとかなりますし、それこそ貯蓄があれば心配することは、殆ど無いのではないでしょうか?
 地元に戻って仕事することも、悪くないと思ってしまいました。
 収入はどこまで維持できるかは、分かりませんが、幸い資格と経験があるので、どこまで買ってくれるかだと思います。
 そうなってくると、べつに今の会社である必要は無いのかもと考えてしまいます。
 ただ、今の職場で獲得したいスキルと経験したい実務があるので、それ次第だとも思います。
 私もそうですが、今の人の会社に対する帰属意識は、昔ほど無いと断言します。
 仮に今すぐ辞めろと言われれば、退職金を貰って辞めます。(そんなことは決して言われませんが)
 この境地に達することができたのは、やはり資格を取得したことと、経験を積んでこれたからです。
 このお陰で精神的にはかなり楽になりました。


 皆様、これから寒くなる季節ですが、くれぐれも体調管理には気をつけてください。

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