今の心境とか方針とか[6/2]

 また更新が空いた。
 前に書いた通りに具体的に何かしなければ、となったらブレーキがかかる、というのは続いているが、それプラス今note以外の所に書きだそうとしているからだ。
 その内容については後述するとして、今回は今の正直な気持ちを吐き出したくてここに書いてる。

 わりとマジで不遜なことを言うが許して欲しい。
 正直言って、最近

「あー 世の中の大部分の人は俺より見えてる世界が浅くて狭いもんなんだな」

 って思ってる。そしてその思いが強くなっている。
 以前は普通に馴染めなかった人は皆深く哲学的思考をしたことがあると思ってた。別にそんなことは無かった。
 以前は普通に生活している人でも、ある程度歳を取ってたり社会的に成功している人なら俺くらいの深さまで深堀されているもんだと思ってた。別にそんなことは無かった。
 いや、多分無かったなんて判断するのは早計なのかもしれない
 ただなんと言うのだろう。最近誰かの話を聞いても「深い……」って関心出来ることがほぼ無いのだ。「あぁ……(そういう意味/考え方ね)」という得心はするんだけど。
 学者先生の本を読んでも、広い視点持ってそうな人の話をYouTubeで聞いても同じ。
 なんというか、一度通った道なのだ。通った、考えた覚えのある道を少しわき道にそれるだけで理解が出来る。
 そして俺はまだもう少しだけ先まで掘り進めている感覚がある。
 あぁ勿論、各種専門知識は遠く及ばないけどね。哲学とか社会学とか人類学とか人生論とか、そんな分野での話だ。
 そして勿論、その最先端というか、最深部まで掘り進んでいる人達も、その最深部まで話していたわけでは無く、俺が見聞きしたわけでも無い。だから正確には、その人たちと同じステージで議論出来るんじゃないだろうかという感覚だ。
 逆に言えば、その人達が一握りの専門家であるとするなら、殆どの人がそこに満たないのだろうという感覚だ。

 どれだけ思い上がってるんだひきニートの癖にと思うかもしれないし、俺だって思うが許して欲しい。わりとこれはこれでしんどいのだ。
 目上の人も、年上の人も、稼いでいる人も、話してみて「あーまだ深堀足りてないな」なんてナチュラルに見下して、そしてまた自己嫌悪に陥る。
 そして同じ視座で語れる人が居ない。そういった人たちはもっと社会的地位があって、俺のような無名のヒキニートに時間なんて割いてくれない。というか話しかけるのも烏滸がましい。
 ある意味浦島太郎状態なのだ。
 ひきこもって、内省して、直感を言語化して足場を固めて深掘って。さぁ、やっと人並みになったぞと思って出てみれば、大分、相当に行き過ぎてた感覚なんだ。

 しかもね、笑えることにこんな風に思い上がっておきながら自己肯定感の低さはあんまり変わってない。
 結局どれだけ頭の中でご高説垂れていようが、実際何も行動していない無職三十路でしかないのだから。

 まぁ今の心境はそんな感じだ。
 相変わらず実際の行動に移るのが中々出来ない焦りと自己嫌悪と、話が合うと感じる人が居ないと思ってしまう孤独感と自己嫌悪。
 それで鬱々とまではいかずとも、悶々とした中食費も若干危うい程度に金欠で、余計に欲求不満。
 気持ちを上げようとすると食費が増えて財布を圧迫するのが、それなりに厄介なキャップになっている。

 まぁ、それはいいんだ。嘆いたところで何も変わらない。詮無き愚痴さ。
 久しぶりにnoteを書いているので、現時点での方針を書いておこうと思う。

 正直、迷ってはいる。が、TRPGで食っていくというのはやりたいことと違う気もしてきている。
 まぁこれもわりと時期によって行ったり来たりしてるからどうなるかは分からないけど。
 今は哲学とか人生論とか、なんかそういう、今まで深堀ってきたものを公開することで飯食えないかなとか考えている。
 その為にまず、この自分の中の哲学をちゃんと言語化して形を与えないとと、なんというか、体系化する作業をしようとして進まずにいる感じ。
 そうやって体系化したのを発表して、ブログ記事とか動画配信で稼いだり、パトロン募ったり、家庭教師やったり、なんかそういうこと出来ないかなーって妄想をしている。
 まぁ毎度のことだからTRPG中心に戻るかもだけど。

 なんというか、これも正直に言うとTRPGを広めるっていう活動に限界を感じてるんだよ。それが一番大きい。
 未だにTRPGは大好きだし、今後も自分が遊ぶことを止めることはないと思う。
 でもやっぱりね。聞き飽きたんだよ。
「もっと短い時間で」「もっとルール簡単に」
 俺が好きなのは腰据えてPLもウンウン呻りながら物語を紡いでいくTRPGなんだよね。ぶっちゃけ、クトゥルフ探索シナリオ(2時間)とかより大分ハードな奴。
 でもそれを遊んでくれる人を探すには、誰も彼もが余裕が無さすぎる。
 単純な刺激でビクンビクンするのに慣れすぎて、ハイコストなTRPGは無理って人が多すぎる。
 正直こんなのTRPGじゃないって思うくらいにガンガン削ってTRPG風味なゲームやって、もう少し簡単にって言われるのがマジでゲンナリする。
 だからTRPG自体は今後もやるけど、大衆に迎合するために簡単に簡単にって進むのは嫌気が差してきた。でもそれ以外の方法でTRPGを広めるには、もはや日本に漂う閉塞感がなんとかしないことには、どうにもならなそうだ。みたいなのが本心の所。
 哲学方面で云々はそういう意味でもある。まぁ俺ごときが社会を変えれるとは思わないが、自分に何か出来るとしたらまだこっちだろうって感じ。

 しかし考えてみれば、考えずとも当然なんだけど、自分の中で組みあがった哲学の裾野が広すぎて、体系化するの本当に大変だなってのに足踏みしてる。
 現状そんな感じです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?