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FPSのコーチングを受けた話 続編

最近Apex Legendsにはまっている。とはいうものの、ゲームの中でさえ仕事ができなくて惨めな気持ちになっているので、楽しく遊べるようになりたい思いで先月アマチュアの先生の個別講義を受けたよ。

レッスンを受けてからちょうど1ヶ月程度経ったので、どんな変化が現れたかを記録したいと思います。併せて、受講した経験を踏まえてコーチングを利用するメリットや感想も書きたいです。
(ちょっと長文めです)

ちなみに、受講直後の話はこちら。

自己紹介

まず初めに、FPSの腕前の紹介から。

FPSはApexが初めてで、PS4版で半年~1年ぐらいプレイしていました。Steam版がリリースされてからSteamバッチ欲しさと、キーマウで操作できたらかっこよくない?!という憧れでPC版に徐々に移行してキーマウで遊んでいます。

ランクマッチについては、PS4版もPC版もなんとかゴールドに上がれるぐらいで、キルレは0.18。

ゲームは好き、だけどセンスない

なにをしたか

せっかくやるなら追及してみようと思い、コーチング以外にエイムの練習も始めてみたよ。

4月末にKovaak 2.0というエイム練習ソフトを入れて、5月半ばにコーチングを受講。6月半ばの今日に至るまでの一ヶ月強、ほぼ毎日Kovaakをして、コーチからの指摘事項を反芻しながらApexをプレイしてみた。コーチングで明らかに上達した気になって、実は先日早速2回目の受講もしてきました。

エイムの練習
Kovaakは、シナリオと呼ばれるミニゲームが沢山詰まっていて、FPSの様々なシチュエーションでエイムの練習ができるというもの。中でも評価の高いシナリオいくつかを3セット、Apexで遊ぶ前に通しで20-30分ぐらいプレイしてみた。メニューはこちら。

・Apex - Clicking(Official) のプレイリスト
・Ascended Tracking 90 Smooth

帰りが遅くてApexをする余裕がない日もKovaakはやった。1ゲーム数分でプレイすればすぐにスコアが表示されるし、すればするほどハイスコアを出せるので、脳への報酬が強い。手首柔らかくなるし、健康に絶対いい。ボタン押したら餌が得られることを学んだ猿みたいに遊んだ。

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スコア近づいたよって連絡したらいつも秒でハイスコア更新してくる友人のスコア、がこんな感じに表示される。これも励みになります。

コーチングの受講
スキルタウンでりずぺっくす先生という女性の講師を見つけてコーチングを依頼。ゲームの感度の設定から、送付したApexの動画を見ながら立ち回りの指導を入れてもらいました。

先生のことについては前回記事でも書いたのですが、記憶に残るように指摘してくれるいい先生で、生徒さんの中でマスターも輩出している、なかなかこんな先生いないと思う。

立ち回り指導がどんなものだったかというと、うまい人と自分を比べた時の、自分では気が付けないダメなところを指摘してもらって、うまい人がいつも行っている新しい判断基準に矯正してもらうもの。

例えば、FPSでよく言われる「強ポジを取れ」「移動するときは武器をしまえ」「攻める引くを意識しろ」って、文面は分かるけど100%できているかと言われたら傍から見ても全くそうではない。それはなぜか、どんな判断基準があれば理想的な行動がとれるようになるのか、を行動に落とし込みやすい形まで噛砕いてアドバイスをもらえるイメージ。(中身を知りたい人はぜひ受講を)

結果

Kovaak スコアの向上
Apex - Clicking(Official)のプレイリストの中のBounce CT Dodge Parkと呼ばれるシナリオについて、ネットの拾い動画と私の1ヶ月のスコアを貼ります。

ランダムに球面を跳ねる的を撃つシナリオで、初日は動く的を目で追うのに精一杯だった。それが、継続してやれば弾を掴めるようになったし、全プレイヤーのスコアの中央値ぐらいまで出せるようになった。

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スコアを眺めてみると、数字が跳ねあがったタイミングがところどころある。ずばり感度調整を行ったコーチング1回目と2回目、モニターを買い換えたタイミングに近い。マウスの感度調整後に手振れが抑えられたことや、モニターのリフレッシュレートが上がって動くものが捉えやすくなったおかげと思う。

エイムの練習を通して、スポーツで言う筋トレとかストレッチとか、楽器で言う音階やボーイングの練習(弓のポジションを正すやつ)に近いことに気付けた。楽器やっている時によく言われたのが、練習でできないことは本番では全く発揮されないということで、つまりエイムもきっとそうなんだろうな。

Apexのランクマッチ
ゴールドに上がるのがやっとの状態から、立ち回りもエイムも改善され、S9のSplit 1でゴールド帯を脱してプラチナⅣになることができた。

そこで、S8とS9の腕前を比較できそうな数十秒クリップを撮ってきた。

■ビフォー
敵につっこみ、相手の弾を避ける気がないこの感じ

■アフター
チームのHPを確認しつつみんなと敵を打てるようになったこの感じ!

まだまだ改善点やつっこみどころは満載だけど、コーチングのおかげで前より断然上手くなったと思う。先生、どうも有難うございました。

コーチング受講のすすめ

コーチングを受けて思ったメリットはこの2つ
・高効率
・気持ちが負けない

高効率:個人にあった課題設定と自習速度の加速
今までは、インターネットにFPSの情報が溢れかえっているため、かえって何をすればいいのかわからない閉塞感があった。FPSをやってきた下地や体格も違う、色んな思想を持ったうまい人の情報にアクセスできてしまうし、レベルが高すぎる情報も一緒にインプットされてしまう。

コーチングでは、今の私に必要な課題を段階的に整理してくれる。一つを与えられれば、それをこなそうと頑張れる。それだけで効率がいい。

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ここがすごい

そして、知識面。
うまい人と話していると、え、待ってそれって何?!と、水面下の意識や知識量が違うのが分かる瞬間がある。この知識や意識の差を1対1でじっくり教えてくれるところが良かった。
FPSの要素を断片的にしか知らないので、ちぐはぐのプレイしかできなかった。それが、情報を系統的に捉えられるようになった。

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ここが分からなければここを調べればいい、みたいな情報にタグ付けできるようになり、困っても比較的正解に近い情報を調べられるようになったかも。

気持ち負けしない
見てくれる人が居れば、出来るようになったことをできたねと肯定してくれる。
自分ができることに線引きができて自信につながった。そのおかげか、Apexで芋ることも少なくなったかも。

まとめ

エイムの練習とコーチングでランクアップもできたしエイムも改善したよ。おまけに高効率でメンタル安定したまま上達できました。

実際のところコーチングについては、受講を決めるまでゲームのレッスンにお金をかけるのと半信半疑だったけど、このような偏見は完璧に消えました。むしろ、コーチングは趣味の楽器のレッスンと近いと捉えられるようになった。こんなん行きたくない付き合いの飲み会に行くより圧倒的に有意義じゃん。

趣味の何かの習い事と同じである、上達をサポートしてくれる、そんな立ち位置でどんどん普及してってほしいと思う、コーチング。
受けようかな~って悩んでいる人がいたら背中を押したいです。
それと、Kovaakも。ぜひみんなであそびましょう。

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