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20代後半で大企業を退職しようと思ったきっかけ①

7月初旬に上司に退職の意思を伝え、2週間ほど引き止めがあり、今週改めて退職の意思を伝えて上司に納得してもらいました。
日系の大企業に総合職として入社すると将来のマネージャー候補として期待されていくと思います。そんな環境にいた私が退職するまでのことの記録として、きっかけと決断に至った理由を書こうと思います。
今回は「きっかけ」です。

書いていると長くなったので2回に分けようと思います。
まずは前半です。

将来やりたいことの方向性が違った

大学3年生で進路を考えるとき、本当はサステナビリティ分野でローロッパにある大学院への進学を希望していましたが、お金もなかったため断念。
まずはサステナビリティを推進する民間企業で社会人としてのマナーやビジネスそのもの、経営判断がどうされているのか、社会がどう回っているのか、お金の流れはどうなっているのか、学ぼうと考えました。

就活では日系・外資系、大手・中小・ベンチャー、業界もメーカーから広告など幅広く説明会に足を運んだり、線香を受けたりしました。
最終的に大学3年生の夏に2週間のインターンシップを経験した、コングロマリットとも言われるデジタルシステムからエネルギー関連まで手がける日系大手の企業に入社を決めました。
その理由は、サステナビリティを実現するための事業を行なっていること、従業員が働きやすい制度があること、将来の選択肢が広がる可能性があることでした。

配属面談では、経営に近く、海外に関わり、事業企画のような仕事がしたいと伝え、デジタル系の事業部の財務部門に配属となりました。

実際に日常的に行なっている業務は、担当部門の予算・業績管理、月次・四半期決算。業績管理は幹部に対して業績の見通しを報告する会議を事務局として運営したり、エクセルで報告様式を作成してSE部門に作成を依頼したり、業績の見通しを集計して幹部に報告したり。
自分で資料を一から作成して会議の運営から幹部報告までの一連の流れを担当させてもらって貴重な経験だと思います。

また、アジアにある子会社の監査関連で海外出張にも行かせてもらったりと、海外に関わる仕事がしたいと希望する同期が多畔も実際にそのような仕事ができにくい環境の中、非常に運が良かったです。そして5年目となると、そろそろ海外に1年間行かせてもらう機会も出てくる年代。アメリカの子会社で1年間の研修した先輩の成果報告も拝聴しました。

でも「何だか違う。」
数年上の先輩、5年10年上の先輩、上司を見ても、将来このような仕事がしたいわけじゃない。
「あっ、財務情報をフォローしていく仕事ではなく、サステナブルな社会を実現するために、もっと非財務情報を扱いたい。」
そう明確に気づきました。

前半はここまでです。
残りは後半に書こうと思います。

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