森博嗣『女王の百年密室』読書メモ

森博嗣の書くSFもミステリも好きな自分からするとこれはとても良い作品だった。

小説ならではの良さがある。

当たり前のことが実は何かによって形成されたぢけであるということは日常を過ごしているだけでは忘れがちである。

この小説はそう言うことに気づかせてくれる。このトリックは普通の発想ではないね。

SFとしての世界観も良き。

閉鎖空間での実験、そこにもたらせる変化。復讐による繰り返し。

全て遠い世界のことのようで実は現実にありふれているのでは？