見出し画像

鉄道員(ぽっぽや)

北の駅、一日に数本の電車しか来ない廃線間近のローカル線の終着駅で駅長を勤めあげる男の実直さと純粋さと無器用な生き様を、高倉健がとても上手に演じていた。
日常、何かの仕事に取り組んでいるときに、その仕事が暇だったり、あまり必要とされていないような気がした時に、つい、真面目にやってるのがバカらしくなったり、空しくなったりして、色々と迷いはじめるのだが、高倉健を演じる主人公は、誇りと責任感と愛をもって、淋しい駅の駅長としての仕事を全うする。誰が見てなくても、吹雪く日もまったく変わることなく、、。その真っ直ぐ芯の通った心意気を見るとき、自分のいい加減さに気づかされて涙腺がゆるみ、胸が熱くなった。
私も自分のやるべきことを、手を抜かずにやりつづけ、積み重ねる努力を怠らず、いつか、自分の花を咲かせたいと思う。
プロとしての意識と愛とプライドをもって…。

古いノートに書いてあった映画の感想を、今日は書いてみました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?