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ヨーロッパを旅した100の感想:24.言葉がまるで分からない国での開き直り方

私の勝手なイメージで、ヨーロッパの人たちはみんな英語が堪能なのだと思っていたんです。

しかし実際はそんなことはまるでなくて、フランス・ドイツ・スペイン・イタリア・ベルギーでそれぞれ英語が伝わらない上に、現地の国の言葉が分からず、困ったことがたくさんありました。

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上記であげた国は首都であっても、なかなか英語で意思疎通が取れない時がある国です。オランダやチェコなどでは英語でなんの不便もなく生活出来たので、逆にこの2国がすごい教育レベルが高いか外国語に対する意識の高い国なのだと思います。

まあ、日本とて人ごとじゃないほど英語が苦手な国の一つなんですけどね。

と言っても看板表記に英語が使われていない国も多く、結局人に聞かないと切符の買い方も、電車の乗り方も分からないという時はたくさんありました。

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美術館や博物館に行った際も、現地の言葉と英語と両方書いてくれているところはいい国です。情報を得られやすい。

しかし、観光地や英語圏の国でないかぎりこのような配慮は稀かもしれませんね。

余談ですが、英語圏の国でもアイルランドやイギリスの一部の地域では英語ともう一つ別の言語で書かれている看板をよく目にします。

アイルランドであれば、アイリッシュと英語。スコットランドであればゲール語と英語、ウェールズならばウェールズ語と英語です。北アイルランドでもアイリッシュ表記の看板がありましたね。

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それくらい、英語が万能ではない状況があったりするんですヨーロッパといえども。

一番困るのは交通機関に乗っている時ですね。どの駅で降りればいいか分からないんです。もちろん、駅名を見て駅数を確認して乗っているんですが、駅名の発音が私の思っているものと違ったり各駅停車の電車やバスでなければまるで戦えないんです。

ベルギーに行った際も、降りれなくなってしまいとんでもない田舎に流れ着いしまったことがありました。急いで市街地に戻るための電車を聞き回って変えることができたのですが、これは本当に怖いです。

なので、空港に行く際や急ぎの用事があって電車やトラムを使わないといけない際は時間に余裕を持って行動しないと間違いなく悲劇がおきます。

たまに英語圏の国であるイギリスであっても、英語の発音が特殊すぎて聞き逃してしまうことがあったほどです。

最悪、間違ってみるというのも手かもしれません。迷っていたり困っていたら、ヨーロッパだと必ず助けてくれる人がいます。駅員さんや駅で待っている人でさえ聞けば一緒に目的地に行く方法を考えてくれます。

なので大丈夫です。時間はかかりますが。

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少しマイナーな街や、小さな街だと同じように降りる場所がわからない旅行者もいたりします。そんな時は、話しかけてみて一緒に迷ってみるのもありですね。もし、相手が少しでも現地の言葉が話せればその方についていけば出口が見つかるかもしれません。

グーグル翻訳を使えばいいという方もいるかもしれませんが、電波がないと使えないんですあれ。少し山の上の方や田舎に来てしまうと電波が通じなくなってしまうことも多々あって、もう当てにするのをやめました。

期待してできないと、疲れる上に気持ちが落ち込んでしまうので。街中にはFreeWi-fiがあるところもあるんですが、そんな街中で携帯と睨めっこしながら歩いている方が怖いです私は。

なら、分からないことを人に聞いた方がいいです。相手が英語を話せなくても、絵を描いてくれたり地図を描いてくれたり案外するもんですよ。

スペインの交番に行った際も英語が話せないおじさまたちがたくさんいましたが、手書きの地図をくれました。笑

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幸い、フランス語が少しわかったのでスペイン語やイタリア語などのラテン語系の言葉なら予想できたりするんですけどね。

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英語で書いてなくても、写真や矢印などのマークで書かれている看板も国によっては結構あります。

本当に困ったり、怖い目にあったらもう日本語を話していいと思うんです私は。舐められてひどい目にあうくらいなら。

私は大阪出身なので、スリに合いそうな時や無理やり腕を引かれた時は全力の大阪弁で応戦してました。幸い、勢いのある言語なので相手はビビるんですよね。

なので、困ったら母国語で話すということは絶対に覚えていた方がいいです。

計画性のある旅をする人

ちゃんと事前に計画して特定の国に行く人は、事前にその国の挨拶や地名だけでも覚えていてもいいと思います。

私がそれはできず後悔したことも結構あるので。相手の国に敬意を示すという意味でもそういう配慮は大事ですよね。反省。

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