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母は人を見た目で判断する
特にふくよかな人があまり好きではない

だからテレビや実際にそういう人が
いた際に大声でこの人えらいブーやなと
それはそれは堂々と言う

今そんな見た目を言う時代でもないし
そういう人も少なくなったので
より人を傷つける

けれど本人にそんな意志は一切ないし
そして理性も一切効かない


だから私はいつもペコペコ謝り歩いている
認知症を知っている人や、認知症なんですと言える時はいいけれど
知らない人にいったときなんてわたしはコメ付きバッタになる
(※コメ付きバッタとはペコペコする人の例えだそうです)

差別しているというわけではなく
視覚や聴覚に何か違和感を感じたときに怒り出す傾向がある

私は認知症ということを知っているけれど
いきなり知らない人に言われたその人はたまらない
そりゃそうだ

ちなみに認知症は甲高い声も苦手で
子どもは大好きなのに
子供の泣き声は苦手だ

だから街なかやレストランで子どもが泣いていると
うるさい!と言ってしまう。
傷つけてしまったお母さんも何人いるだろう(涙)
前回は美容室で沢山の美容師さんの大きな
「ありがとうございましたー!」にも
「うるさい!っつ」と場を凍らせていた

騒いでいる事に怒っていたり
その人が憎くて怒っているのではなく
単純に声が不快に感じる

だから大声でおしゃべりしているおばさんたちも苦手

そしてそれは2分後には覚えていない

だからもし街なかに
嫌なことを言ってくる人がいると
本心ではなく脳の衰えが
そうさせていることもあるかもしれないと
隅っこに思って頂き
流して頂ければありがたい。
横に米つきバッタのような人がいた時は特に(笑)

とっても勝手なお願いだけど。

そんな私をよそに
今日もテレビのふくよかな人に
「あーこういう人大きらい」と
叫んでいたので

ちょっと、ママさん
あのー、おうちではいいけれど
外で辞めてもらえますぅ?と
いうと

「いや、絶対やめヘン!わたしはわたしや!」
どんな私だ

ということでコメ付きバッタの日々は続く


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