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子ども会とPTA。搾り出した隙間時間の無償労働で、どれだけの人をどれだけ幸せにしているのか?

子ども会という組織と意図せずもめてしまい、この記事を書いております。。

まずは私の自己紹介↓
小学3年生と年長の娘二人の母。夫は単身赴任中のため週7ワンオペ。フルタイム勤務中。

なぜに子ども会ともめた?原因は旗当番とリサイクル活動

まずは旗当番についてお話しします。
私が住む地域では、小学校が集団登校を推奨しており、集団登校の運営の管轄は子ども会(町内会に付属する地域ごとの組織)です。
毎日2名ずつ各家庭の親が旗当番を担当し、地域の集合場所から学校の近くまで引率します。
やることは、
・集合地点での人数確認
・交差点で子どもたちが渡りきるまで旗をもって交通整理
の2つです。

当番が回ってくる頻度によりますが、私の場合は月2-3回。忘れたころにやってきます。んで、私は2度連続で忘れてしまいました。
カレンダーに入れていたにもかかわらず、すっぽかしてしまいました。なんなら2度目は朝まで覚えていたにもかかわらず、次女を保育園に送って戻るときにすっかり忘れておりました。
当日は集合場所に来ていた別の方が対応してくださり、後日別日に対応しました。

両日ともご対応いただいた方にお詫びをして、とりあえず一件落着しました。いったん旗当番についてはここまで・・

リサイクル活動についてもお話しさせてください。
これはもはや残っている地域のほうが少ないかもしれませんが、我が家が所属する地区では缶やペットボトル、段ボールなどを子ども会の担当地域を回って集める、リサイクル活動というものがあります。

ゴミ収集車が来るのになぜ?と思いますよね。
地域には、子ども会が自主的に回収することで、報奨金が支払われる仕組みがあります。子ども会の運営費を集めるために行っている活動です。活動頻度は月1回。土曜の朝です。

ただ、そもそもマンションのごみ捨て場を利用している人がほとんどなので収集するごみは多くありません。参加しても収集するごみはかなり少ないということと、参加する場合子連れで参加することになり大した戦力にならないという理由で、私は参加を辞退させていただきました。

旗当番のすっぽかしについては「やっちまった」と思っていたのですが、リサイクルについては行く必要なしと割り切って、のほほんと生活しておりました。ところがある日の日曜朝、役員の方から怒りの長文LINEを送られることになります。

趣旨は2つ。
・子ども会への参加態度が極めて悪い
・ほかの人に迷惑が掛かっている

日曜昼下がり。静かに続くモーレツLINE

その後、日曜の昼に鬼LINEラリーが始まります。

(子ども会)
・子ども会への参加態度が極めて悪い
・ほかの人に迷惑が掛かっている

(私)
・旗当番については申し訳ない、移行気を付ける
・リサイクルについては参加が難しい、担当から外してほしい

(子ども会)
・担当から外すはできない
・ほかの人は子供を連れてきている
・リサイクルを休みたいなら都度朝LINEを送る必要がある

(私)
・今の状況で対応するのは無理なので子ども会を抜けたい

(子ども会)
・年度の途中で抜けられたら迷惑がかかる
・登校班についても、抜けるのであれば毎日自分で学校に送る必要がある

ここで思ったのが
「この組織は、みんなが負担を感じてまで運営しなければいけないものなのか?」
でした。

確かに私は旗当番をすっぽかして迷惑をかけた。でもリサイクル活動について、負担が大きいと言っているにもかかわらず抜けられないのは、少々やりすぎではないでしょうか。

子ども会から抜けて自主登校することに

今回の出来事で、子ども会という組織と大きな隔たりを感じてしまい、我が家は来年から自主登校を選択することにしました。「登校班を抜けるのであれば毎日自分で学校に送る必要がある」という点は、学校に確認したところそのようなルールはないということでクリアしました。

娘たちが二人だけで行くことに1つでも抵抗があれば子ども会に残留しよう、と思っていましたが、「集まるの面倒だから全然OK」と頼もしい後押しをしてくれて、今回の決断に至っています。

近隣の他2校には集団登校がないということも踏まえて、学校には集団登校の必要性について一度議論してほしいと投げかけています。

変えるためにはエネルギーと時間が必要

自分都合と怒りに任せてのクレームを言っているだけ・・と見る方のいらっしゃるかもしれません。でも、小学校に入ってから共働き会社員やシングル家庭への配慮ってこんなにもないものか、と痛感しています。

・この活動の目的は?
・そもそもこれは必要?

そうやって思って問題提起しようとしてきた方々がきっと今までもたくさんいて、でもそこに変革を起こすにはあまりにも時間とエネルギーが必要で、変わらずにここまで来ているんだと思います。

ただ、負担に思いつつやらなければ運営できないものなのであれば、モチベーションが低い人が消えることで迷惑がかかるものなのであれば、いったい誰のための何なのだろう・・・と。

共感してくれる方もおおいはずと願って、モヤモヤとともに握った筆をしまいます。






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