日本の生命保険でできないこと

生命保険に加入している方は多いと思います。
私もその一人です。

生命保険に加入している方は、何を目的に契約しましたか?
第一はやはり”万が一の為”だと思います。
自分やパートナーが亡くなった時、残された人が少しでも負担なく生活していけるように…そんな思いがあると思います。

しかし生命保険は万が一の時の保障だけでなく、貯蓄性も備えた商品がたくさんあります。コツコツ支払いを続けて、将来無事に老後を迎えた際に引き出して使えるもの。どうせ払うなら貯蓄性もあった方がいいという方が多いのではないでしょうか。

コツコツと続けていれば将来きっと大きな金額になっているはずですね。老後2000万円問題などもありましたが、将来は年金だけでなく貯金を崩して老後に充てていきたいという方もいると思います。

質問です。

皆さんはその資産、自分の代ですべて使い切ってしまう予定ですか?

先月、日経新聞でこんな記事がでました。

貯蓄性の保険はいざ引き出したいと考えた時、運用していたものを決済しなければなりません。運用がストップしてしまうんですね。

この記事の、”「2世代運用」で資産を増やす”ということは、決済することなく途中で引き出しつつも運用を次の代へ引き継いでいくということです。
中長期投資は複利の力で持てば持つほどメリットを享受することができます。

どういうことかと言うと、
例えば今から運用をスタートし老後に資金を崩しながらも持ち続け、最終的には子どもに引き継ぎ、その子どもは住宅資金や子どもの子ども(孫)の大学受験費用を引き出し、また運用を続ける…
こういったことができるんです。

自分の代だけで終わらせてしまうのは本当に勿体ないことなんです。

日本の生命保険では世界で唯一これができません。
運用を引き継いでいくことができないんですね。

こうした、次の世代まで考えられた運用は世界では当たり前に行われています。金融後進国と言われる日本ではまだまだ、自分の事しか考えられていない、かつ運用パワーの低い商品ばかりが多いのが実情です。

生命保険より投資で運用すれば、パワーも全然違うので次世代に引き継いでいくことも検討できると思います。

先ほど紹介した記事は、世界では普通の運用スタイルですが、ようやく日本でもこういった考え方が広まりつつある…ということが分かる内容でした。

資産を次の代へ引き継いでいきたいなら、ぜひ生命保険以外での運用をおすすめしたいです。

どうしたら良いか分からない、具体的にアドバイスが欲しいという方はぜひお気軽にご相談くださいね。


今日の珍フレーズ

(自由の女神を見て)
次男:「ヤッホーってしてるね

凄いカジュアル感…!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?