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〜「人は宝」看護師長の看護とは〜ももやんインタビュー✍️
こんばんは!
元看護師のキャリアコンサルタント
ももやんです🍑
最近、なかなか記事を投稿できず申し訳ないです。
お仕事もそうですが自分のやりやいことをしているとついそれしか見えなくなるタイプなのでご了承くださいませ。
今日はとある看護師長さんとお話をさせていただいた時の事を書いていこうと思います。
ももやんの看護師経験は数年程度なので看護師長さんのお話をお聞きするのはとても緊張しました。
しかも、会ったこともなく顔もお互いに見たことがない関係です。笑
それでも1時間のご面談を通じて素敵なお話をお聞きできたのでぜひみなさんも最後まで読んでいただけたら嬉しいです!
◾️看護師長Sさんとの出会い
そもそもどうやってご面談させていただいたかというと、看護師をしている友人からの紹介でした。
友人はももやんの活動に興味を持ってくれていたので職場にとても素敵な看護師さん(以下Sさん)がいると紹介してくれました。
※この時、まさか師長さんだとは思いもしませんでした笑
友人の話だとSさんは友人の病棟に異動してきて早々職場の雰囲気改革に取り組んでいたそうです。
・看護学生が実習しやすい環境作り
・看護師一人一人が働きやすい雰囲気作り
・当たり前のことを当たり前に行うことができる意識作り
上記の改革に取り組み見事に職場の環境を変えることができたとのこと。
また、看護師からも学生からも医師やコメディカルの方々からの信頼も得ていらっしゃるということでした。
プライベートではお子さんもいらっしゃるため育児や家事も両立しながら看護師として働かれているそうです。
「すごい人だ。そこまで行動できるのは何か熱い思いをお持ちなのだろうか」とももやんは思ったためご面談のお誘いをさせていただきました。
友人の調整もあり1時間のご面談をすることができました。
最初に自己紹介をお互いにしたのですが
Sさんは約25年間看護師をされており、現在は看護師長としてご活躍されているということを知り、「僕なんかのためにお時間とっていただいて本当にありがとうございます!」と思わず言ってしました。笑
◾️Sさんの看護師になった理由
Sさんは長年看護師をされていらっしゃるということもありももやんは看護師になった理由を最初にお聞きしました。
Sさん「消去法です。」
🍑「え。というと?」
Sさん「親に自衛隊を勧められたのでそれを断るためになんとなく看護師を選んだんです。」
ということでSさんは【消去法でたまたま看護師になった】のでした。
「たまたま」、「偶然」の出来事にもかかわらず今までずっと看護師を続けているのには何か理由があるはず。
ももやんはさらに質問します。
🍑「それでも看護師を続けてきた理由はなんですか?」
Sさん「ん〜。人と話したりするのは好きだし、座っているより動いていたいし。何より患者さんもそうですが私自身も何かをできるようになることがとても楽しかったからですかね。」
確かに、
リハビリをして自宅に戻る患者さんに関われた時
未経験の処置や検査補助を行った時
他職種と連携して一人の患者さんの自宅での生活環境を整えられた時
ももやんもやりがいを感じていたと思います。
それに専門職だからこそ知識や技術を身につけていける喜びはありますよね。
Sさんが看護師として第一線で働かれていた時は先輩と飲みに行って看護の振り返りをしたり、先輩に連れられていろんな学会や研修に参加していたそうです。常に新しい知識や技術をアップデートし患者さんや後輩へ還元していくことでSさん自身やりがいを感じながら成長していったそうです。
少し話がそれますが今の世の中のイメージだと、
「業務外での学習会や研修参加はいやだ。」
「先輩とプライベートで会ったり飲み会に行くのは嫌だ。」
「今やっている仕事はなんのためにやっているかわからない。」
なんて思う人は多いような気がします。(ももやん調べ)
時代に合わせたやり方というものがあると思いますが、以前まで行われてきたことにも何かしら意味があってそこから学べることもきっとあると思います。
先輩方が時代に合わせて優しく接してくれている分、若い世代も先輩方の時代や考え方を尊重していきたいものです。
ということで
偶然、看護師という職業を選択したSさんですが、まさかここまでやりがいを感じながら働けるとは思っていなかったとのこと。
もちろん、インシデントをした時、先輩に理不尽なことを言われた時、子供が生まれた時、転職したいとか看護師を辞めたいとか逃げ出したいと思うことはこれまで多くあったそうです。
その度に、今目の前の業務や看護が患者さんの笑顔につながっている。そして自分自身の成長につながっていると思って看護師を続けてきたというお話をお聞きし、とても前向きで「誰かのために」という他者貢献だけでなく自分自身にもしっかり目を向けてこられた方なんだと感じました。
自分自身をしっかり振り返り大事にしてきた。
それが長くやりがいを感じながら働くコツなのかもしれませんね。
◾️偶然をチャンスに変える
Sさんとの話の中で「キャリア」に関して深いお話をお聞きすることができました。
Sさんにこれまでのキャリアを振り返ってどう思うか質問すると
「流されてここまできただけです。看護師になったのも看護師長として今働いているのもただ流されてここまできたのでキャリアと言われるとあまりいい答えができません。ですが、”やってみようかな”を実際に”やってみた”からこそ今があるんだと思います。それがキャリアなのかもしれません。」
なるほど。
自分のキャリアを自分で選択できない優柔不断な人間だと思う人もいるかもしれませんし、結局それは誰かが決めた人生なんじゃないの?と感じてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、ももやんはそうは思いません。
他人が決めた人生を送る方との大きな違いは
【自分自身をしっかり振り返られているという点】だと僕は思います。
自分が選んだことや決断したことをしっかり振り返り、なぜ自分がその選択をしたのかをしっかり言語化できている。
そして偶然の出来事をチャンスに捉えて行動に移すという自身の強みや特徴をしっかり捉えてキャリアを築いているからこそやりがいを感じながら働き、今でもイキイキと働かれているのではないでしょうか。
思っていてもなかなか行動できなかったり、それがどんなに良いことだと思ってもめんどくさくてできなかったり、誰かに何か言われて消極的になってしまうことってありますよね。
でもそこには多くの可能性があって、それは成功かも失敗かもしれないですが、その一つ一つが自分をさらに成長させてくれるものなのではないかとももやんは思います。
【やらず後悔よりやって後悔】という言葉もあるように、まずは飛び込んでみると素敵な景色を見られるかもしれませんね。
自分自身の選択がどのような意味を持つのかわからないことは多くありますが、きっと巡り巡ってあなた自身のためになるとももやんは信じています。
◾️「人は宝なんだよ」
最後にSさんに看護師というお仕事をされてきて大事にされていることはなんですかと質問すると「言葉」と「人は宝」ということだと答えてくれました。
Sさんは常に「言葉」を大切にされているとのことです。
日々の何気ないひと言が相手に対して、良くも悪くも影響を与える。だからこそ大切にしないといけない。
それは、役職や年齢で変わるものではなく、一人一人に合わせて話し方を変えたり伝え方を工夫することが大事。
そうすることで、一人一人がそれぞれの役割を果たしイキイキと生きていける人が増えるのだと話してくれました。
その通りだ。。。
偶然の出来事をチャンスと捉えてチャレンジしてきたSさんだからこそ、何気ない一言でその人の人生を決めてしまう可能性があるとお考えになられるのだろうとももやんは思いました。
世の中そんなに甘くないのは重々承知の上ですが、自分から発する言葉くらいは丁寧で優しく、相手のことを思った言葉にしていきたいと改めて思いました。
さらにSさんは、言葉を大切にすることで人を大切にすることができる。人が宝だと思って仕事をしているということを教えてくれました。
学生も新人看護師も中堅看護師も看護師長も部長も他の仕事の人も、一人一人が何かしら役割を持って生きている。
その役割を尊重していくことでより良い社会を作ることができる。
だからこそ人は宝物のように大切にしないといけないんです。
Sさんのお話を聞いて、Sさんが皆さんに信頼される理由がわかった気がします。
「人は宝だ」と言ってくれる上司がいると心強いですし相談したくなりますよね。
たまに「自分なんて居なくたって」って思って自分の無力さにがっかりすることってありますよね。
そんな時、自分自身の役割を再確認してくれる相手がいるととても心強いと思います。
僕もSさんのように、周囲の人を大切にしていける人間になりたいと改めて思いました。
誰しもが役割を持っている。
だからこそ相手を尊重しないといけない。
それは自分自身も同じこと。
みんな存在意義がある。
自信を持ってチャレンジしていこう!!
あなたが居ないとみんなが困っちゃうよ。
Sさん。
とても素敵なお話をありがとうございました。
インタビューの時はお子さんの部活動の試合があった日ということもありかなりお忙しかったと思います。
初対面の僕に優しく、そして丁寧にお話しいただき本当にありがとうござました。
陰ながら更なるご活躍お祈りしております。
もっとお伝えしたことがあるのですがももやんの体力が限界のため今日はここまで!
最後まで読んでいただいた方ありがとうございました🍑
また次回もお楽しみに。
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