コンサータの効能~効き目や副作用の個人的な感想~
僕は、コンサータ36mmを飲んでいます。
診断と薬の処方でかなり生きやすくなった自覚があります。
このエントリーにおける薬の効果はあくまでも主観です。絶対ではありません。薬の効用は人によって異なります。ただ、1つの参考になれば幸いです。
診断についてはこちらの記事から。今日は薬の記事です。
実際にコンサータどうなの?!ということで、コンサータの効用と自分はどう効いたかを書きます。
ADHDとは
コンサータとはどんな薬なのか。
それを知るために、まずADHDの脳がどうなっているかを知る必要があります。
前頭前野の関連
実行機能は前頭前野とよばれる大脳の前側の部分で調節されます。ADHDの方は、前頭前野を含む脳の働きにかたよりがあると考えられています。
神経伝達物質の関連
また、脳の神経伝達物質(脳内の神経細胞の間で情報をやりとりする物質)であるドパミンやノルアドレナリンの働きがADHDの方では不足気味であることがわかっています。 これらの神経伝達物質の機能が十分に発揮されないために、ADHDの症状である不注意や多動性があらわれるのではないかと考えられています。
(大人のためのADHDより)
まだ詳しくは分かっていないものの、伝達物質に何らの異常がみられる、ことは間違いがないようです。
コンサータ
コンサータは、ドーパミンやノルアドレナリンが情報伝達を行う前に再取り込みされることを防ぎ、ドーパミンやノルアドレナリンのはたらきを活性化させることでADHDの症状を改善します。主にドーパミンのはたらきに作用します。
(Medical Noteより)
脳の伝達物質の効率を上げる、という理解をしています。
コンサータを飲んでみて
①頭がスッキリする
これまで頭がごちゃごちゃする感覚がありました。情報がとびかっていて混沌とする感じです。これがコンサータを飲み始めてから減りました。初めて飲んだ時は「普通の人はこれがデフォルトなの?!」と驚くぐらいに効果がありました。
②集中力が増す
頭がスッキリするので、集中力が増します。これまでも何かの拍子に過集中に入ることはありましたが、それが意識的に出来るようになった感じがします。もちろん、他の情報を遮断した上でではありますが。
③眠気がなくなる
お昼以降の急激な眠気がなくなりました。ADHDの人は眠気にやられているケースが多いらしい(脳が過剰に働いているから?)のですが、これがなくなりました。かなり作業効率があがります。
④お腹が空かなくなる
完全に薬の副作用です。特に朝飲むと昼は入りません。意識して食べないとどんどん痩せていきます。
⑤薬が切れた後が大変
ブースト状態が切れたようになり、疲れがどっときます。僕の場合は、36mmにしてから、1週間連続で使用すると使用後に頭痛がしてくるようになりました。恐らくですが、集中できて寝ないでいけるため、無理が効き身体への負担が大きいことが原因だと思っています。
上記のような副作用もないことはないですが、それを差し引いても、飲んで良かった、というのが感想です。初めて飲んだ時は、本当に「なにこれ」って感じでした。
ただ、保険に入りづらくなったり、常用していると献血ができなくなるのでそのリスクは各々引き受けてください。
迷っている人や、同じように頭にもやがかかっていると感じる人は、一度ネットでの診断をお勧めします。それで診断がどのサイトでもほぼADHDだったり、不安な場合は診察を受けてみてください。
今後もADHDに関して情報発信をしていきます。
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