マインドマップ面接法~面接編~

マインドマップ面接法では、小手先の面接テクニックではない骨太の思考法を目指しています。

初日は自己分析編、二日目に企業分析編、三日目は面接編を予定しています。

過去二回はこちら

マインドマップをまとめる 

今回は面接編。

初回の自己分析編と、前回の企業分析編を通して、自分と企業(相手)をマインドマップで解きほぐしたところだと思います。

整理したノートはこんな感じで、自己分析と企業分析を結びつけていきます。青が自己分析、赤が企業分析です。※当時のノートは破棄してしまったため簡単に再現しています。(字が下手すぎる・・・)

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企業が欲しい人材を紐解いたものと、自分の特性を紐解いたものに、同じキーワードや親和性が高い言葉が出てきます。

この例でいくと、素直、リーダーシップ、中小企業への想い、成長欲、好奇心、知識欲、みたいな言葉が被っています。

被る言葉が多ければ多いほど、現時点の自分に合う会社だろう、という判断を当時していました。振り返ってみても、概ね正しい見解だと思います。 

続いて、エピソードのどの点がそれを示すものか整理していきます。

「リーダーシップを示すエピソードはありますか?」と聞かれたら、F社が求めているリーダーシップが象徴されるエピソードを話します。
ここでは、「輪の中心に入れる人=推進力のある人、人気者」の側面からエピソードを話すのが正解だと思います。

相手が欲しい答えに合うものを話しつつも、嘘はつかない。

一つのエピソードであっても、どこを切り取るかによって、その意味は大きく変わります。

少し話が逸れますが、1つの事柄をどんな見方ができるかってすごく大事だと思います。事実は1つですが、どう解釈するかは自分次第。
自分が思い込んでいること以外の見方をする練習と思えば、就活も人生を豊かにするチャンスになるはずです。

準備が終わったら  

どんな切り取り方をするか決めたら、面接の準備は終了です。

ここまでくれば、自分の言葉で相手が欲しいことも理解した上で話すことができるようになっているはずです。

さらに深く考えることで、自分や企業を概念化することができているので、変化球な質問にも詰まらずに答えられるようになっています。

例えば実際に飛んできたのが

「あなたを料理に例えるとなんですか?」という質問。

 

因みに、僕は麻婆豆腐と答えました。
理由は、熱くて刺激があって奥深い点が麻婆豆腐と一緒だから。笑
もし、「リーダーシップがある」「明るい」だけで分析が終わっていたとしたらパッと答えられない質問です。
より細かく分析して自分の言葉で話せるようにしていたから、詰まらずに答えることができました。

物事を概念化するスキルをコンセプチュアルスキルと言います。就活はそんなことも学ぶことが出来る最高の機会です。

最後に

ステレオタイプな就活のレールに乗ることに、僕も初めかなり抵抗がありました。だから就活もスロースタートでした。
でも視点を変えて、この仕組みに乗っかって自分はどこまでやれるのか、と腹を括りました。
2月から4月までの3か月の就活期間で、60社以上の会社説明会に参加し、40社の面接を受け最終的には6社の内定を頂き2社の最終面接まで進み、選考途中の会社もありましたが、エフアンドエム内定が決まった時点で就活を終えました。

就活の時に編み出したマインドマップ面接法は、その後マインドマップ商談法に昇華して、そのノウハウで全国1位を取ります。その実績でのヘッドハント転職だったので、全て就活から繋がっていました。

ぜひ就活というチャンスを活かしてもらえれば最高です!!

あと、就活時のブログを読んだらエモすぎて死んだので、学生の皆さんはこんな時期だからこそブログつけといた方がいいですよ!
10年後、エモくて気絶すること必至です。


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