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子供の保険の考え方①

30代半ばを迎えると、同世代でお子様が生まれる方も増えてきて、

「子供の保険」のご相談も頂く機会が多くあります。

今回は子供の保険について、一度整理して考えてみようと思います。

既にお子様がいる方も、これからお子様について考えている方にもお役に立てる考え方だと思います。

1、子共保険ってそもそも何の保険のこと?

「子供の保険の相談がしたい」と仰って頂いた際に、まず確認するのは目的と定義について。

「子供の保険」と一口に言っても、人によって持っているイメージが違います。

・何の保険のことを「子供の保険」と言っているのか(定義)
・なぜその保険を必要としているのか(目的)

をそれぞれ明確にしていきます。

「子供の保険」でイメージされることが多い保険はこちらの5パターン
・学資
・医療
・死亡/高度障害
・賠償(自転車などで誰かに危害を加えてしまった際の保険)
・親の死亡保障/高度障害

どの保険の意味で子供保険と言っているのかを明らかにします。

続いて「なぜその保険が必要なのか」目的を明確にします。
学資であれば「奨学金なしで私立大学に行かせるために効率的に資金を作りたいから」や、医療であれば「入院やけがが心配だから」という具合です。

子供が生まれたのでなんとなくあった方がいいと思って、というケースもあります。それでも全然問題ないと思っています。明確なものでなくても「何かしてあげたい」って思いが素敵だなといつも思います。

2、目的と手段

定義と目的を明確にした(もしくは明確にならなかった)次のステップは、

その目的を達成するために保険が最適な手段であるかを検討します。

例えば、子供の医療費で家計がダメージを受けるのを防ぐことだけを目的とした医療保険を検討した場合。
新潟市だと病院は15歳まで一回500円、入院でも1日1,200円の自己負担で済みます。
本当に医療保険で対応した方がいいのか。

例えば、子供が自転車で人を怪我させてしまうことを目的に賠償の保険に加入を検討した場合。
自動車保険に特約で賠償保険がついていた場合に、新たに保険で用意する必要はないかもしれない。

といった具合に、目的を達成する最善策が保険であるかを確認していきます。

特に目的が明確でなかった方も「何となくこういうのを保険で探していた」とイメージができたら、それが保険が最適かどうかを確認していきます。

最適かどうかを測るためには、ある程度の考え方の基準が必要です。
明日は、

・子供の保険選びにはどんな考え方の基準があるのか
・子供のうちに保険に入るメリットデメリット
・自分自身は娘の保険をどうしているか

などをまとめていきます!

子供の保険って個人的にはすごく好きな保険なので、暑苦しくなるかもしれません。明日もお付き合いください!

※写真は、桜を触りたい娘を肩車した時の写真です。

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