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ホコリはモノを触っていないことに、気づかせてくれるサイン

ふと、気づくと、モノにホコリが溜まっていることがある。

ぬいぐるみ、置物、フィギュア、カメラ、などなど。

掃除はしているけれど、いつ溜まったのか、気づかない。

なんで、こんなにホコリが溜まっているの、とイラッとする前に、想像してほしい。

なぜ、ホコリが溜まっているのか。

ホコリが溜まるということは、モノに触れていないか、動かしていないから。

だとしたら、ホコリが、教えてくれている。

モノたちが、言葉を話せない代わりに、ホコリが、ぼくたちに、話しかけている。


「ねえ、最近、わたしを見ていないよね?」

「わたしを、触っていないよね?」

「本当に、わたしは、必要なのかな?」


もし、あなたが、ホコリまみれのモノに気づいた時に、ハートに聞いてみて欲しい。

本当に、そのモノは、必要なのか。

本当に、そのモノと、これからも、一緒にいたいのか。

本当に、そのモノを、これからも、見てあげられるのか。


いますぐ、手放せと言っているのではない。

けれど、ホコリまみれの、モノの声に気づいたのなら、見過ごさないで欲しい。

そのモノは、あなたを、ずっと部屋の片隅で、見ていたのかもしれない。

どんなあなたも、見守っていたのかもしれない。


もし、あなたが、モノとお別れを決めたなら、優しく綺麗にして、ほかのひとに譲るか、売ることをおすすめする。

けれど、もし、あなたが、まだ、そのモノとお別れをしたくないのなら、いままで以上に、大切にして欲しい。

モノは言葉を話さない。

けれど、ずっとあなたに、語りかけている。

その言葉にならない言葉を、少しきいてみては、どうだろうか。


ハートにきいて。


感じて。


じぶんで決める。


ホコリはモノを触っていないことに、気づかせてくれるサイン。

そのちいさな声に、気づいたら、また新しい、モノとの付き合い方が、はじまるのだと思う。

ここまで、あなたの貴重な時間をつかって読んでくれて、ありがとうございます。

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