牧口じゅん

フリーランスライター。映画、音楽、動物(特に犬)が大好き。専門である映画については、他…

牧口じゅん

フリーランスライター。映画、音楽、動物(特に犬)が大好き。専門である映画については、他で知ることができる作品自体の解説よりも、映画で私が個人的に感じたことを中心にご紹介していきたいと思います。

最近の記事

CINEMA TALK VOL.5『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』について

映画には、基礎知識がなくても楽しめる作品と、ある知識を持って観るとより楽しめる作品と、その知識がないとさっぱり意味がわからない作品とがある。 2019年、ハリウッドの鬼才クエンティン・タランティーノが発表した『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は、ある特定の事件について知らなければ全く意味がわからないという種類の作品だ。この映画を観た友人から、「意味が全くわからない」と解説を求められ、シャロン・テート事件について知っているかたずねてみた。すると知らないとのこと。

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    • CINEMA TALK VOL.4『ニューヨーク 親切なロシア料理店』について(無料公開)

      緊急事態宣言が発出され、映画館へ行くのもままならない。映画鑑賞は不要不急だと思われがちだが、すべての人にとってそうとは限らない。 ひとりの友人は、今とても辛い状況に置かれているが、だからこそ『ニューヨーク 親切なロシア料理店』を観に行きたいと言っていた。 本作については語ることは、とても重要なことだと考え、本コラムについては無料公開とさせていただいた。 世界的な大都市ニューヨークにあるロシア料理店を舞台に描かれる本作は、大きな荒波にもまれているときこそ、人は小さな親切に

      • CINEMA TALK VOL.3『パリの調香師 しあわせの香りを探して』

        『パリの調香師 しあわせの香りを探して』  年が明け、2021年がやって来たとき、いつもの年越し以上に どこかほっとした。新型コロナウィルスにかき乱された世界が、 新年を境に、きっとよりよく変わっていく、そんな気がするからだ。 単なる希望的な展望に過ぎないが、 人は何か希望を見出すきっかけとなるものを見出すと、 顔を上げることができると信じている。 年末、そんな思いを強く後押ししてくれた作品に出会った。

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        • CINEMA TALKについて。

          CINEMA TALKは、映画ライターである私が、媒体の枠にとらわれずに、自由に作品を選び、自由に映画についての考察を述べる場です。 これまで多くの雑誌、WEBサイトで映画についてのコラムやインタビュー記事を執筆して参りましたが、昨今は、映画関連の枠が縮小される、雑誌が休刊になるという事態が相次ぎ、発表の機会が縮小傾向にあります。 そこで、自ら発表の場を設けることにいたしました。 仕事のジャンルとしては、旅や食、ファッション、コスメなど多岐にわたりますが、「映画」は私の

        CINEMA TALK VOL.5『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』について

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          CINEMA TALK VOL.2

          2017年05月26日に ハワイ行きの機内で観た映画 『ファウンダー ハンバーガー帝国のひみつ』について。

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          CINEMA TALK VOL.2

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          Cinema Talk VOL.1

          noteスタートに当たり、過去記事をアップすることに。 大好きな映画について個人的に書いたコラムから。 初回は、2017年1月30日に書いた、大好きな作品『ラ・ラ・ランド』についての批評。

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          Cinema Talk VOL.1

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