夢日記と想い出。

今朝、私が１１才の時から実家で飼っていた犬が夢に出てきた。うちのキッチンをうろうろ徘徊していて、やっぱり老犬だなぁごはん食べるかな？毛が伸びたからベランダで丸刈りにしようかなーとぼんやり思っていた。でもなんでうちにいるのかなー？母が預けに来たんだっけ？と不思議な気持ちになった。

飼っていた猫は、頻繁に夢に出てくることはあるけれど、犬はあまり出てこないから起きてから珍しいなあと思って、母に確認してみた、2015年4月7日に亡くなったよ。と言われた。

亡くなる前に散歩に出かけて桜を一緒に見た。かなり長い年月一緒に暮らしていたので、実家ではおじいさんポジションの犬だった。

最後の方は、吐いたり顔を掻いて血が出たりしていたけど、おもらしやボケて吠えたりは、無かった。食事も普通にしていた。アッサリ長生きしながら、アッサリ亡くなった。最後の何年かは母といつも寝ていた。

たしか、わたしが仔犬のときに引き取りにいって、それから小さなケースに入れたけどキュンキュン鳴くから、ケースは１日しか使わずにあとはずうっと２０年近くあらゆる家族の布団に侵入しては寝ていた。
でも私の部屋に来ても、いつもベッドにヒョイッとジャンプして乗り、ヘリでふせの姿勢をしてこちらを絶対に見ない、それから「ためいき」をはいていた。スーーッフー、と一呼吸してから組んだ前足にあごを乗せていた。

名前を呼んで、布団の入り口をあけて、「はいる？」と言うと、のそのそ来て入る。そして、二の腕と胸の隙間に収まってあごを腕に乗せて寝ていた。

この犬はマッサージやブラッシングがとても好きだった。撫でてやると引っくり返って目を閉じていた。途中でやめると「もっとやれ」と前足で私の腕をカリカリしてきた。
撫でては止め、撫でては止め。
催促の動作が面白いから何度もやると、イラつくのかまた大きなため息をスーーーーッフーー！とよく吐いていた。

あと、話すことが出来ていた。笑

「アワ…アワワワ…アアワワワ…」と器用に下顎を震わせて話していた。大概、なにか訴えたいときに話していた。笑

ごはん用意しろ、とか、水かえてくれ、とか、猫がちょっかい出してくるから隔離して、とか。笑

そういう意思をアワアワ不思議な音を喉を震わせて伝えてきていた。
家族はみんな、犬がアワアワ言ってるからごはんかーとか、うんちしたのかー散歩いきたいのかーとか察知して行動していた。

おじいさんが話さないとおじいさんの事を意識しないようなみんな自分たちに忙しい家庭だったので、意思表示は犬や猫も自然とそうなったんだと思う。
猫は家出して帰らなかったけれど。

長くなってしまった。

想い出は尽きないなー。またいずれ。(^^)

#想い出 #日記 #夢 #記録