安井金比羅宮の縁切り、本当に効果がないの?体験談と意外な真実
今回は京都の縁切り神社「安井金比羅宮」にお参りした時のお話です。
今から数年前、私は同じ職場に配属された、ある同僚との関係に悩まされていました。
その同僚は私と同世代で、一見すると仕事ができそうに見えるのですが、実際はとんでもない問題児でした。
同僚の問題行動
この同僚の問題行動は、枚挙にいとまがありませんでした。
セクハラ、パワハラまがいの言動:女性社員や若手社員に対して、不適切な発言や態度を取ることが日常茶飯事でした。
仕事中のスマホ依存:会議中でも平気でスマホをいじり、周囲への配慮が全くありません。
仕事の質の低さ:提出する資料はミスだらけで、チーム全体の信頼性を損なっていました。
トイレでの長時間滞在:仕事中にトイレの個室に長時間こもり、スマホを触っている様子。毎日、午後2時頃になるとトイレに向かい15分から20分ほど個室に籠もるので、誰もが怪しいと思っていました。
上司へのゴマすり:不思議なことに、上司の機嫌を取るのだけは上手で、なかなか上層部に実態が伝わりませんでした。
私を含め、多くの同僚がこの人物の行動に悩まされていましたが、直接注意しても一向に改善される様子はありませんでした。
安井金比羅宮への参拝
ある日、友人から京都の安井金比羅宮の話を聞きました。
この神社は縁切りと縁結びの神様として有名で、特に悪縁を断ち切りたい人々の間で評判だそうです。
藁にもすがる思いで、休暇を取って京都へ向かいました。
安井金比羅宮に到着すると、境内の雰囲気に圧倒されました。
平日にも関わらず、境内には縁切りを願う多くの参拝者。
「縁切り・縁結び碑」と呼ばれる石碑を、真剣な表情でくぐり抜けていく参拝者の姿が印象的でした。
日が落ちた頃、私は再び縁切り・縁結び碑に向かいました。
昼間の賑わいが嘘のように、境内は静寂に包まれています。
月明かりに照らされた碑の姿に、神秘的な雰囲気を感じます。
深呼吸をして、私は碑をくぐり始めました。
心の中で、切実な思いを込めて祈ります。
「どうか、あの同僚との悪縁を断ち切らせてください。職場の平和と、皆の幸せのために…」
祈りの言葉を何度も繰り返しながら、ゆっくりと碑をくぐり抜けました。
最後の一歩を踏み出した瞬間、不思議な感覚に包まれました。
まるで重荷が下りたかのように、心が軽くなったのです。
願いが叶うまでの1年
参拝後、すぐに劇的な変化があったわけではありません。
しかし、少しずつ状況が動き始めたのです。
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