見出し画像

ヤンチャ者の教育

 きっと楽しくて仕方がないんだろうなぁ。若いなぁ。いいなあ元気いっぱいで。
 片付けられない人と走り回る仔猫が一緒に暮らせば、こうなりますよ、という見本のような部屋。猫のおもちゃはもちろん、消しゴムやヘアゴムで遊んだ形跡や、走り回って落ちたものが散らかっている。

 最初に来たあまちゃん♀現在2歳が、ウールサッキングをする子で、布類は出さないようにしないようにしているが、テレビカバーやこたつ布団には、食べられた穴があいている。

 猫が増えるたびに私のズボラな性格が矯正されていく。猫が来る前は、服を出すのが面倒だから出しっぱなし。溢れたおもちゃ箱のどこかで、電源が入った電車がジージー鳴り(電池が切れたら止まると思ってた)、その上では奇跡的なバランスを取るプラレールの線路の山。子供が寝たらすぐに勉強できるように、出したままのテキストやプリント、文房具。

それが、服を食べられ、片付けるようになり、おもちゃ箱の中の音が気になって出せとばかりに、プラレールの山を登るので、おもちゃは物置きへ片付けた。そして走り回り、プリントですべるので、箱へまとめた。

 まぐろ♂現在約5歳は優しく、私が掃除片付けすると、広くなった場所で嬉しそうに、コロンコロンし、「お母さん、お掃除上手ね〜気持ちいい〜ありがとう」と言ってくれる、ように見える。私を褒めて伸ばしてくれる。

 いやあすごい。すごいよ君たち。心向くままの行動が、私のズボラな性格を直しているのだよ。

 一度、あまちゃんがヒモを食べてしまい手術となった。あの術後の姿と私の不注意は忘れない。が、猫が触れることのない場所は、いろんなモノで埋もれている。

 事故になる前に片付けるから、やんちゃ、大あばれ、大いにやってほしい。

唯一静かな時間。ふみふみ。。。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?