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■認知症と「食」など生活習慣の関係~認知症を発症した著名人の生活から探る(1)


■はじめに

今月は2回にわたり、認知症について考えてみたい。

そう書くと、「ああ自分には関係ない」と思われる方もいるかもしれない。
だが、日本では、2年後(2025年)には65歳以上の5人に1人が認知症になると推定されている。

そのような国で、自分は絶対に認知症にはならないと考えるのは、心理学的には「自分は大丈夫」と根拠なく思い込む「正常性バイアス」という心理によるものだと思えてくる。

長年地震の研究をしていて思うことは、災害で大きな被害に遭った人々が口を揃えて言うのが、「まさか自分がこんな目に遭うなんて…」ということだ。
大地震・水害などの災害が頻繁に起こるこの災害大国で、そのような思い込みは防災観点上でマイナス要因でしかない。

同様に、認知症についても、この国ではこれから解説するように、生活習慣上で認知症になりやすいいくつかの要因がある。
たとえば、喫煙・過度の飲酒・薬物依存・難聴・甘いものなどの糖質過剰などの生活習慣が大きく影響していることが知られている。

一般の人々の事例を紹介することは難しいものがあるので、いつものように、皆によく知られた内外の著名人の例を示して、どのような生活習慣などによって認知症を発症してしまったのかを解説する。

また、私の母が認知症を患った際に、その原因を徹底的に調査して、いくつかの手段を講じて症状を改善したという経験があり、そのような実体験も紹介する。

■喫煙タイプ

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TVや週刊誌でお馴染みのノンフィクションライター・ブロガー・超常現象研究家・地震前兆研究家・百瀬直也が、超常現象、スピリチュアル、霊性、メ…

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