幼児虐待について

最近、近所で火のついたように泣き叫ぶ幼児の悲鳴をよく耳にする。
小一時間ほど続いた時は、あまりにも胸が苦しくて悲鳴の幼児を探しに行って、泣き喚く赤ちゃんの足を無表情で掴み逆さまにしている母親を目の当たりにした。
言葉を失った。
一度、警察に通報したこともある。
警察は、必ず突き止めます、と言って捜査してくれた。
目の前のすばな通りという繁華街のマンションのベンチに座っている母親が、ベビーカーの中で泣き叫び暴れている赤ちゃんを、やはり無表情で放置しているのも数日前に見かけた。

猫の子だって可愛いのに。と言った私と同じ精神病の男友達が、近所の家の中で「ごめんなさいごめんなさい」と泣きながら叫ぶ子供の声を聞いて家庭内暴力を嘆いていた。

とても胸が苦しい。

というか、気が狂いそうになる。

まだ手も握ったことのない付き合ってもいない同じ精神病の男性から、「いい子を産めよー」などと言われて呆れたことがある。

精神病女性の出産は、投薬中断しなければならない死活問題の行為だ。

その男は同じ精神病の女性と結婚して半年くらいで別れ、おそらく養育費も払っていない。

恐ろしい事だと思う。

別れた時の養育費も稼げない女性や男性が、いっときの恋愛感情だけで結婚して軽々しく子供をつくる。

本当に恐ろしい。

そして別れた男の子供を虐待する。

なんて世の中だろう。

せめて自分だけで育てられる資格や技能、職を持っていなければ。

人は変わる。こともあることを、どうか考えて慎重に行動して欲しい。

私も喘息持ちだったが、親は治療に病院すら連れて行ってくれなかった。
父親は小学生低学年だった私を、会社から帰ってくると目の前に座らせ、タバコをぷかぷか吸いながら酒を飲むように強要した。
組合や政治運動の話を夜遅くまで私に聞かせた。
母親も自分がラクだから台所で静観していた。

本当に子供のことを考えた行為ではない。

もうやめてほしい。