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『宇』って書いて行けばよかった。

コンビニのレジが混みますな。
こんな田舎町のコンビニですらちょっと混む時間帯になるとレジ前に並ぶ。
レジ袋が有料になって、店員さんが袋に入れなくなった。
前もって「これに入れてください」とエコバッグを出して入れてもらう、みたいな用意周到な客などごく少数で、というかだいたいは自分のカバンに入れる人が多く、会計を終えてから自分で入れる人が多い。
コンビニにはサッカー台も無く、レジもカゴを2つ並べて作業するほどのスペースが想定されていないお店が多いようなので、大変なことになっている。
・・・と思っていたら近所のコンビニがチラシやポットを置いていた台をサッカー台がわりにし始めた。
そうだよな・・・朝とかどえらいことになってたもんな、自衛官で。
都会のコンビニにこんなスペースが作れるかわからんが、各店舗あれこれがんばってください。

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機種変更しようと決めた。
そもそも私は1年ほど前にXperia1という機種に変更した。
その本体を昨年末に紛失し、盗難にあった。
(謎の場所まで運ばれる経過が途中までGPSで判明している)
泣く泣く1つ前の機種に戻し使っていたが、対応していないアプリが増えたり、ストレージが32GBでは全然足りなくなってきたりで、とにかく使い物にならなくなってきた。
そこに、先月の両親のスマホデビューのおかげで、『ファミリースマホ割』みたいなヤツが舞い込んできた。
姪っ子も含めて4人がスマホになったため、毎月2000円の割引になるらしい。
おぉ・・・これは・・・!!ローンを組んで毎月チャラぐらいになるんじゃないか⁉
ということでネットから手続きした。事務手数料の3000円をケチって。
深夜に手続きをし、『受け付けました』というメールが来た。
ところが翌朝になって『以下の理由によりお受付がキャンセルとなりました』というメールが来た。読むと、
「確認の取れていないお支払いがあるため」という。
そもそもカード払いで落ちるから滞納にはならないんだけどな・・・と思いながらセンターに電話したところ、
「080-$%&@-?&$=という番号の、2015年のお支払い分、¥1,011が未払いとなっております。」
機種やらなんやら聞いたところ、思い出した。
それ、家電量販店のケータイ店員の知識が無く、無意味にガラケーを作られ、翌週には無意味なことが判明したが、契約上、キャンセルや返品というのができないとのことで、月額2年分の商品券をもらって2年後に解約したアレだ。アレのひと月分が残っているらしい。
そもそもなぜそれで解約できたんだ・・・
で、支払いに結局店舗へ。
入口にスマホっぽいのが置かれており、体温を感知されるらしい。
・・・されない。
店員さんに、「すみません、マスクを少しずらしていただくか、前髪を避けていただければ反応すると思うんですが・・・」といわれ、前髪を避けた。
すぐに『36.3℃』と表示され、ありがとうございますーこちらでお待ちください、と言われた。
その瞬間、走馬灯ってこのことか⁉あたしもう死ぬんじゃないのか⁉というぐらいの、ずわぁーーーーーっ!!とした波のような記憶がよみがえった。

昔、『大石恵三』というコント番組があった。
ホンジャマカとバカルディ(当時)の4人に、なぜか菊池桃子が入っていた。
その中で、「実は私・・・宇宙人なの」と告白するコントがあった。
宇宙人である証拠として、おでこの『(宇)』というマークを見せるのだ。

それがこちらです。

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なんでも探せばあるんだな、今の時代・・・
めちゃくちゃ可愛くて、めちゃくちゃ面白かった。
生まれ変わったら菊池桃子になりたい、と本気で思った。
あ、なれるなら今すぐにでもなりたいです。

昔からそうなのだ。
どうでもいいことの記憶がすさまじい。
先月の約束とか、来週の予定とか、別れた男のありがたみとかは、全然記憶に残らないし思い出せないし入ってこない出てこない。
しかし、昔見たテレビとか、昔聞いた音楽、先週チラッと聞いた他人のスケジュール、別れた男の怨念、酔った友人のダジャレ、オカンのオヤジギャグなど、どうでもいいことは復活の泉のように湧き出てくる。
勇者もももよ、そんなことだけおぼえているとはなにごとだ。

昔、クイズ番組の中で事件の犯人を推理するクイズがあった。
ドラマ仕立てになっていて、その中からヒントを見つけて犯人を当てる。
毎週違ったタレントが出てくるのだが、その週はモノマネショーのイベントで事件が起きた。
最終的に、イベント企画の人とか、マネージャーさん、ものまねタレントさんなどが犯人の可能性としてラインナップされた。
そのものまねタレントさんが、岩本恭生さんだった。
で、そのドラマを元にスタジオの回答者たちが犯人を推理するのだが、みんながみんな口をそろえて、「理由はちょっとわからないけど、岩本さんは絶対そんなことする人じゃないから犯人じゃない。」「ガンちゃんが犯人だったとしたらミスキャスト」など、推理でもなんでもない謎の信頼で回答していった。
小学生だった私の記憶に、「とにかくこの人の信用、半端ないな。相当いい人なんだろうな。」というイメージが焼き付けられた。
何かのキャンペーンだったんかな、岩本恭生イメージアップキャンペーン。

ひとまず、忘れている大切なことを1つずつ思い出そうとするたびに、どうでもいい記憶が3つずつ出てくる日々を送っているので、また思い出したら書こうと思う。
おばちゃんになるまで生き延びて、noteを読みながら振り返ろう。
どうでもよくてもいいからできるだけ楽しい人生を。

いつかここの文章をまとめて同人誌にしたいという夢があります。