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ねこさま風景 トッティーさん

noteを始めたきっかけは、
体と心がぶっ壊れていたピークの3年ほど前です。
今から思えば私にとって色々必要な時間でした。
その一つが河川敷に住まう、猫さんとの出会い。
その猫さんの中で、古参の出会いが白い靴下を履いた猫、
トッティーさんです。
出会いのnoteは固定された記事として今もトップにあげています。
そんなトッティーさんの近況です。


★★★トッティーさん★★★

出会った頃は猫さんのこと全く分からなくて、
トッティーさんにはいろいろと教えてもらいました。
「こうしてもらうと、嬉しい」
とか
「これはいやです」
とか
とにかく、わかりやすくリアクションしてくれて、
今から思えば、
子猫時代は終わっているけどまだまだ幼かったような気がします。
元々愛想を振りまくのが得意な猫さんでしたので、
初心者の私には猫さま入門の先生でした。
現在のトッティーさんはというと、

かまってやるかあ~て感じで寄ってきては
遊んでくれい!とおねだりなのでしょうか・・・

あの頃のあどけなさをちらっと見せてくるあたり、
やっぱり要領いいね~。わかっていてもつい可愛くなっちゃうのです。
名前の由来は某6つ子キャラの末っ子で、末っ子ならではの
要領の良さと生きる知恵がなんとなく似ているように思えて
「トッティーさん」にしました。

トッティーさんのもう一つの特徴は
愛想振りまきだけど、実は臆病で用心深い面も併せ持っています。
車が通るといち早く草むらに退散するのもトッティーさん、
知らない人は近寄るとこれまたいち早く逃げるのもトッティーさん。
地域猫さんとはいえ、危険と隣り合わせなのはやっぱりノラさんなのです。
だからこそ、「一見かまってやるかあ~」みたいな顔であっても(笑)
出てきてくれるだけで、嬉しいのです。

モフるかい?そんな感じ

体中の痛みと闘いながらも、散歩を続けていた3年前、
トッティーさんは自分のテリトリーをしょぼくれながら歩く私に
平行して散歩してくれるようになりました。
自分ばかり見ていた当時の私にトッティーが
歩幅を合わせてくれているのに最初気づかず、
「???」と思っていましたが
にゃあにゃあと時折言いながら一緒に歩いてくれていることに気付いた時に
涙があふれたこと、今でも覚えています。
まあ、「エサ、もってない?」とか言ってたかもしれませんが😂
当時の私には、とても嬉しくそして河川敷に行くことが楽しみになっていったのは確かです。

しっぽフリフリ
ちょいちょい横見ながら~テクテク
獲物がいそうな気配のときのトッティーさん
スリスリ大好きだよね


今でも一緒に散歩してくれたりするので、
有難い存在です。途中で毛繕いが始まったりして、
その時は私も一休みして、トッティーさんの優雅な毛繕いを
眺めながら、穏やかな時間を共有します。


「あわてずにさ、ゆっくりいこうや、にんげんさん」
そんな空気感の中また歩き始めます。
ときおり前後を確認しながら、注意深くて無邪気を装いながら・・・
それはまるで、にんげんの私が頼りなく見えているのかもしれません。
「私が見ておいてあげるわよ」みたいな🤣🤣🤣
いつもすみませんね~トッティーさん😆

あたしの後ろついてきなさい!みたいな😂

毎回会えるわけではありません。
すべては猫様次第です。
だから、会えたときは全力で「こんにちわ」します。
週に1回の河川敷、私もトッティさんも当たり前ですが
1年1年歳をとります。
優しいお母さんが
「この子たちはペットと違って短い命ですから、可愛がってあげてください」と言われたことが心に引っ掛かっています。
私とのふれあいが、
この子たちの為になっているのか、最近考え込むこともあります。
でも、歩いていて草むらから
「面倒くさいなあ~でていってやるかあ」みたいな顔で
にゃあと出てきてくれたら、全力で
「こんにちわあああトッティーさん」
大切にその時を過ごしていきたいと思います。


★★★次回は孤高の白い猫 しろさんの近況を
ご紹介予定です★★★

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