【本日の一品】サントリー美術館のグッズで「本物志向」を体感したの巻
はい、通常更新の本日のミュージアムグッズ紹介です。今回はサントリー美術館のミュージアムショップに行ってきました!時間がなくて展示を見ることができなかったのが悔やまれるぜ…。
グッズについて
土地柄だからか、収蔵品を活かすとこうなるのか、サントリー美術館のオリジナルグッズ、非常に質が良くて上品、その分単価が高い気がしました。それでもお客さんは熱心に見入っていましたよ。
オリジナルノート 1,080円
このオリジナルノート、《重要文化財 清水・住吉図蒔絵螺鈿西洋双六盤(部分)》がモチーフなのだそうです。ノートにこのお値段…?と引くんじゃなかれ、このプリント、製本の抜かりの無さ、元の双六盤への敬意をひしひしと感じる一品です。
手ぬぐい 白泥染付金彩芒文蓋物 918円
この手ぬぐいも素敵ですよね!尾形乾山の《 白泥染付金彩芒文蓋物 》がモチーフになっています。蓋裏、身の内側なのかな。染めも実物にかなり肉薄している!
手ぬぐいって、いくら名品がモチーフでも、出来上がりが安っぽかったりすると持っていて恥ずかしかったりすることもあるので…これはさすがのクオリティ!
鼠草子絵巻オリジナルTシャツ 3,200円
絵巻のような箱に入って売られているのも珍しい!
新商品としてTシャツも出てました!鼠草子絵巻がモチーフです。
人間の姫君に逃げられた後、残された嫁入り道具を見てネズミの権頭が涙する名シーン。このシーンを選んだのも面白いし、残された嫁入り道具の描写一つ一つも際立っていますし、何より本物の鼠草子絵巻が見たくなる!
おわりに
いかがでしたか?常設のオリジナルグッズで、こんなに品質の高いグッズは久しぶりに見たぜ…!ってくらい、ミュージアムショップで一人興奮していました。
これらのグッズから、作り手による自分の館のコレクションへの敬意と誇りが伝わってきますね…。この価値を分かってくれる来館者が集うサントリー美術館ならではのグッズでした。
それではまた次回!東京でのグッズハンティングは続きますよ~!
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