【職場復帰前に】配慮してほしいことは文書化して示す
こんばんは!
教員を20年しながら3人の子ども(14歳、12歳、5歳)を育てている私が、勤務を続けるために行なっていたことの一つを、今回は書きたいと思います。
それは
職場への配慮の要望は文書にして提出する。
ということです。
初めて職場に対して要望書を提出したのは、長男の出産(2019年)後に1年強の育休を経て、復帰するときのこと。
当時、正職員の出産は前例がなく、私が初めてでした。
男性管理職は「出産したらすぐ帰ってくるんでしょ?」という感じ。育休の存在も知りません。
私も育休後は出産前と同じようにフルタイムで働くことしか考えていませんでした。
ところが、復帰2か月前のこと。ある方が教えてくれたのは「6月から短時間勤務ができるように法改正されるらしいよ」ということでした。
【※2021年6月の育児•介護休業法の改正。これにより、事業主は3歳未満の子を養育する従業員について、従業員が希望すれば利用できる短時間勤務制度を設けなければならなくなりました。】
短時間勤務の希望を伝えるために、法律の資料をプリントアウトして職場に向かい(予想通り管理職の方々は法律について知りませんでした)法改正のあらましから説明しました。
まだ制度がない中で、とにかく短時間勤務を開始するために私に求められたのが、
「どんな勤務にしたいか要望を文書で伝えてくれ」 というもの。
ここから、毎年度 要望を伝えながら勤務を継続していく年月がスタートします。
もちろん全てがうまくいったわけではなく、特に最初に私が出した要望には失敗もありました。
そのひとつが「10時始業にしてほしい」というものです。
育休中、とにかく0歳児を朝起こすことに手を焼いていた私。出勤を10時に遅らせればなんとかなるだろう…と思っていたのですが、ここに思わぬ落とし穴がありました。
その落とし穴についてはまた次回書きたいと思います。
今日がご家族やご本人の仕事納めという方も多いのでしょうね。2023年のお仕事お疲れさまでした。どうぞご自愛ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?