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Aberdeenに行ったはなし

こんばんは。もう四月も終わるなんて、

時が経つスピードはあなどれないほどに速い。

そういえば、Aberdeenに行ったときの話をしていなかったと思う。

3月の後半のできごとなので、もう大分前の事になってしまうのだが、LisaちゃんとAberdeenという街に訪れた。Aberdeenはスコットランドで第三の規模の街とも言われている。

Lisaちゃんとは、以前の記事に出てきたきーぬのいちばんの仲良しの素敵な女性のことである。詳しく紹介すると言っていたが、確かまだしていなかった。

といってもLisaちゃんの個人情報を載せる気は勿論、さらさらない。きーぬとLisaちゃんの出会い、どんな女性か、普段2人はどんなことをしているか、のみ書き記したい。

もともとはLisaちゃんは"友達の友達"、であった。私がとっていたScotland&Oralityという、スコットランドの民話や民族音楽の授業(!)のセミナーで仲良くなった女の子と、授業の課題で(!)パブに行っていた時に一緒に来たいといってやってきた子がLisaちゃんだった。

第一印象、「こりゃ美人だ!!!」

話してみると、とっても気さくで、しかも同じEnglish Literatureをとっているということ。

パリ出身なのがとってもおしゃれ、しかしフランス訛りがほとんどない英語を喋る、いいとこ取りの女の子である。

その日パブで出会いまた会うことがあるのかはわからなかったが、結果的に秋から冬にかけてよく三人で遊んだ。カフェ巡りや本屋に行くなど。三人で出かけるのはとっても素晴らしい時間だった。

一学期が終わり、セミナーが同じだった女の子は帰国してしまい、代わりにLisaちゃんだけと会う機会が増えた。

冬休みはパリに行っていたので、帰省していたLisaちゃんとパリ二区のレストランに行く機会もあった。おいしいバナナスプリットを食べたのを覚えている。(注:きーぬはパリがだーい好き。今度また行くが、1年間に計3回行っている。特に上記の二区はおしゃれでお気に入りのゾーンである。パリについてはいつか必ず記事で紹介する。)

エディンバラに帰って来てからもよく遊び、カフェ巡りやジムのクラスに週に何度か一緒に行ったり、時には1日旅行や天体観測など特別なことをした。この間は、コペンハーゲンに一緒に行ったりもした。

2人がこんなに仲良くなれたのは、趣味が似ているのと価値観・感覚が互いにとても尊敬できるものだからである。今までも、これからも、人生にそうはない貴重な関係だとしみじみ思う日々だ。

さて、そんなLisaちゃんとAberdeenに行った時のことである。

まず我々は道中、Dunnottar Castleというお城(カバーの写真)を訪れた。

目の前に広がる海(North Seaすなわち北海)と城の壮大なコントラストを楽しむことができたのは、美しい天気のおかげである。感謝である。

イギリスの城あるあるなのだが、城と言っても廃墟のような城である。

大体の城は要塞目的で作られたので、きらびやかな装飾がないのだ。そのような装飾が見たい人は、イギリスなら宮殿に行くと良い。

時は中世、このDunnottar Castleもヤコバイト蜂起時代に要塞として重要な役割を果たしたらしいが、今我々が見られるものはどうやら20世紀に再建されたものであるようだ。

中は廃墟なので空っぽ、見えるのは壁に開いた窓から覗く

雲が浮かんだ空と大きな海だけ。

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しかし、このシンプルさがよくスコットランドの自然を表していると言える。

味わい深いとか感激するとかそういうのではなく、ただただそこに存在する、という感じの自然を。

なんだかそれだけであったが記憶に残る、心を洗われたストップであった。

ちなみにカバーの写真のホワイトテリアは、スコットランドのシンボルの一つだ。偶然にここへ来て写ってくれて、どうもありがとう。

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さて、記事も長くなってきたが、正確にはまだAberdeenの話をしていない。Dunnottar Castleは道中に立ち寄っただけであり、Aberdeenではないのだ。

バスで30分ほど走り、何故だかアメリカの田舎っぽさとスコットランドの街のよくある雰囲気をミックスしたようなオーラをまとった、Aberdeenに着いた。

街に降りた我々が、まず最初にしたこと。


カフェに直行 である。言う必要があっただろうか。

エディンバラを出発したバスの中で2人で検索して見つけた、All Vegan(メニューの全てがビーガン。イギリスでは珍しくない)のおしゃれなカフェに行くことにした。正直、Aberdeenには素敵なカフェがありすぎて決めかねていたのだが。

さて、実際行って見て。


勿体振るようだが、次の記事に書きたい。

こんなに素晴らしいカフェはそうなかった、というくらいLisaちゃんときーぬのツボにはまったからである。

South of Franceの雰囲気(持論)、ヘルシーなご飯やケーキ、まったりできる飲み物、その全てがここにあった。続きは次に。

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きーぬ

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