見出し画像

大手未経験からITベンチャーに入ってみた26週

今週もお疲れ様です。夏も本格化し大分暑くなってきましたね。オリンピックも無事開催されて、毎日金メダルラッシュで日々勇気をもらっています。この日記は基本的に仕事に関する事を書いているのであんまり時事ネタについて書くつもりはないのですが、私は一貫してオリンピックは開催するべきだし、コロナの感染拡大を抑えるべきだという意見です。なので、無観客での開催を判断した政府の方針には同意です。学生時代真剣に部活やってきた人間ならオリンピックの開催に対して反対はできないと思います、何の為に生きているのか?という事ですね。だからと言ってコロナのリスクは軽視できません、なので家に引きこもってオリンピックを楽しむ、これが正解だと思います。話は逸れましたが、今週もよろしくお願い致します。

未経験から社内情シスという仕事

これまでも何度か書いておりますが、最近は社内のネットワークやアプリのセキュリティに対する業務を任されております。自社はいわゆるベンチャー企業で去年ぐらいから事業が黒字化し上場に向けて色々な体制を整えていく段階に入っています。これまでセキュリティという面では対策らしい対策ができておらず、その辺の方向性を私が起案して経営陣に承認をもらい進めていくという役割です。正直、業界未経験の私にこのような責務を負わせて大丈夫なのか?という考えもありますが、実務の機会が無いと中々このような知見は広がっていかないのでワクワクしながら日々勉強して一つずつ課題に向かっています。私はいわゆる事業会社であるこの会社に入社する際、プログラマーとして手を動かしてコードを書く仕事ではないことに対して後悔しないか?ある程度不安を感じていました。しかし、前職でのビジネススキルを活かしながら、適度に技術と関わりながら日々専門性を高めていける今の仕事には充分に満足しています。もちろん、ある程度の前職のキャリア、信頼は必要だと思いますが、プログラマーではなくてもこのような社内のシステムの構築に関する役割を狙っていくのも一つの選択肢です。

コロナ大爆発でフルリモートになりましたが

私がオリンピックの無観客開催に賛成なのは感染拡大を抑えるのに効果的だと思っているからです。しかし、東京を中心にコロナ感染者の拡大は大きくなるばかりです。このような状況を受け、私もついにフルリモートになりました。いざという時にリモート勤務の選択肢があるのはこの業界の非常に良いところではあるのですが、フルリモートは正直しんどいです。

まず、1日中家にいると仕事とプライベートの境目がなくなってきて、終業後もなんか気持ちが休まらないんですよね。出社してたら会社を出た瞬間から何があろうが基本的には仕事とは切り離されるので「今日もがんばったな〜」って満足感に包まれるのですが、家だとチャットで退勤しますって言うだけであと何も変わらないしあんまり達成感も感じない。あと単純に外の空気吸えないのは体に悪いです。

次に、仕事の生産性は落ちます。これは完全に個人的な考えとなってしまいますが、家に帰る時間を考慮しなく良いと言う前提があるとついつい余計に残業してしまいます。本来なら死ぬ気で業務中に終わらせて特急の時間に合わせて退勤するところが、気が乗らない仕事はダラダラ後回しにしてしまいたくなってしまう。あと、単純に経営陣とのMTの時間も増えてます。同じ環境に居れば手を動かしながら口頭で確認や打ち合わせをすることができますが、お互いリモートだとやはりコミュニケーションへの負担は増えますね。

最後に、学習時間の確保が難しくなります。これも完全に私の怠け癖による部分が大きいので大半の人には当てはまらないと思いますが、出社時は移動時間に半強制的に確保されていた学習の時間、これがリモートだと自分で意識的に管理する必要があります。これが意外と難しいです。私の場合、出社する場合基本朝7時には起きないとダメですが、リモートの場合何なら朝9時ぐらいまで寝てても問題ありません。同じように朝7時に起きて始業前に学習すると言うのはなかなか大変です。結局、朝起きれずその分夜にツケが回って来ている最近の傾向、まあ、1日の学習時間を減らしていない自分の事を少しは褒めてあげたいですが。このように、フルリモートは高いレベルで自分のメンタルを管理できる人でない限り仕事の生産性は落ちます。言われたこと、与えられた事だけやってればいいってタイプの人には最高の環境ですが、時間の許す限りあれもこれも自分の裁量でやらなきゃってタイプの人にはあまりメリットはありません。大前提として、コロナに感染したくはないので、今のこの状況ならフルリモートはしょうがないですけどね。

CCNP受験料高すぎ問題

上記にも書きましたが、経営陣からは2年後には社内のシステムに関するところは責任者として完全に任せたいと言われており、それなら色々資格をとって箔を付けとかないとなと思っています。私は一応入社前にCCNAを取得しているので、次はCCNP、その次にネットワークスペシャリストを取ろうと思ったのですが、シスコ系の資格試験は受験するだけでアホみたいに高い受験料を取られる事に納得できません。納得できないからと言ってどうすることもできませんが。

税込で68970円は高いよ。。絶対落ちれないじゃないですか。。
いっそのこと7500円のネスぺに一点集中したいところでもあるのですが、難易度高そうだし、どうしようかな。ネットワークエンジニアの方はどのような順番で取得していくものなのかな。いずれにせよ絶対一発合格するつもりで学習するので、取得できた際は学習方法等も共有させて頂きたいと思います。

セキュリティエンジニアは年齢層高めです

社内セキュリティ強化の一環として、脆弱性診断を行う事を考えており、色々なセキュリティエンジニアの方とお話しする機会を頂いているのですが、WEB業界と違ってセキュリティ業界は年齢層が高めで32歳の私としても話しやすくて安心します。そこで、思うのが、30代から未経験で転職するならがんばって資格取得してセキュリティ関連の仕事に就くのはとても良い選択肢だと考えます。言い方は悪いですが、プログラマーはある種体力勝負的なところも大きくやはり若いに越した事はないのは疑いようもない事実です。しかし、ネットワークとかセキュリティに関しては当然学習する事は多いことに変わりはないですが、ある程度学ぶべき項目は決まっているのでとっつきやすいし、この辺の知見があると結構どの業界でも転職はしやすいと個人的には思います。例えば、私が前職に居たITを主戦場にしていない大企業とかでも、基本的に採用しているのはプログラマーではなくてDXをリーダーとして推進していけるようなIT全般に精通していてビジネススキルも高い人材です。その中でもセキュリティに関する知見は最も重要な項目だと考えていて、正直予算はいくらでも出すから絶対に事故が起きないようにしてほしいって言うのが大企業の経営陣の本音なんですよね。とりあえず、セキュリティに強ければ、大体の企業のIT部門では重宝されるのではないのかなと。なので、特にある程度年齢的にハンディがある人だったら、無理して若い人だらけのWEBエンジニアを目指さなくても、こういう道もあるんじゃないってところは伝えておきます。

時代はプログラミングスクールからWEB制作スクールに

最近、TwitterをウォッチしているとWEB制作周りでの炎上案件が異常な程目に付きます。特に目立っているのは水谷侑二さんのWEB制作に特化したプログラミングスクールのZONEです。ここは最近本当によくエンジニアの方々から批判されていますね。

https://breakingnews.is/review/2021/07/zone-school.php

確か、20万でWEB制作の基本的な事とWEBマーケティングに関して学べると言う事でしたが、この金額なら私は別にそこまで批判されるようなものではないんじゃないかなと思います。文系大企業の社員向けにちょうど20万ぐらいでそれなりにWEB系のアプリを作れるぐらいのカリキュラムになっているスクールあれば良いのにって私は今でも思っていますし、某テックキャンプ さんの70万、分割金利19%、そこまで払って大した技術力つかないに比べればだいぶ良心的なんではないですかね。私は基本体験したことしか批判しないので、テックキャンプ は批判しますが、このZONEは批判しませんよ。

しかし、最近のWEB制作界隈の情報商材系のインフルエンサーは確かに看護できないレベルまで腐って来ているとは感じます。私はこのように月商100万稼ぎました、プロフの通りにとか。。しかも彼らの言う年商いくらとかの大多数は年収換算すると結局普通に一流の大企業で窓際社員で緩く働いている人に負けているようなレベルなので、よくそんな収入でドヤ顔できるなって思ってしまうのですよ。大企業で普通に働いている人って正直年収800万とかでも自分の事大した事ないって思ってますし、恥ずかしくてTwitterで年収800万到達しました!なんて間違っても言わないです。この違和感にさらに拍車をかけるのは「技術軽視」主義。この界隈の人たち、自分がプログラミングに適性無いからって技術のことdisってますよね。それただの負け犬の遠吠えにしか聞こえません。私も仕事柄WEB制作会社の人とは結構やりとりしますが、フリーランスは知らんけど会社勤めの人は最低限の礼儀作法はそりゃ持ってますので、だったらどこで差がつくかと言うとやはり技術力なわけですよ。コミュニケーションが必要になってくるのはそいつの技術力に信頼が置けないからなのであって、何も言わずにちゃんと求めたものを早く作ってくれるのであれば頼む側からしたら営業力なんてどうでもいいんですよ。と言うか、別に技術力と営業力は全然両立するものですし、分けてマウント取る意味もよくわかりません。

そして、何よりも気になるのは、彼らの言っていることのどれだけが本当なんですか?と言う事です。話題のZONEのYUJIさんとかスクール事業やるまではそれなりにWEB制作で稼いでいたと言う事ですが、本当に?????
なぜ、わざわざ未経験からちょっと自社開発で経験積んだぐらいでドヤ顔で技術を軽視する動画や発言をあげている人に頼むのか正直理解できません。実際それだけの実績を挙げているにも関わらず、受注の具体的な事例とかも公表されていないようですね。彼の取り巻きの方々も月収20万!とか言っている割にはクラウドワークスの受注歴が一致しないとか。この客観的事実だけ見れば嘘であると考えてしまいますし、嘘であるならば詐欺として然るべき所で裁かれるべきだと思います。さらに、ZONEの卒業生の方が別のフリーランスに制作を委託して納期当日に飛ばれて、助けてください!とかTweetしているのとか見ると・・・え?自分で制作するのではなくディレクターの仕事を教えているの?って思ってしまいます。嘘か本当かは現段階ではわかりませんけど、あくまでネットの情報だけ見ていると、この人がフリーランスとして本当に月収○○万稼いでいるの?って疑いたくなるような程度の低い人ばかりですし、私の仕事で関わっているWEB制作関連のテリトリーにはフリーランスらしき人は生息しておりません。そんなに簡単に稼げるのかなあ、とは思ってしまいますね。

ただ、YUJIさんとその取り巻きの人の言っていることが全て事実で、カリキュラム通りにがんばったらYUJIさんみたいな影響力を持てるのであれば、私も是非20万なら払って受講したいので、経過を見守りたい。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?