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子どもの気になる行動への関わり方

3兄弟育児中 コーチングプレイス認定コーチ
週末ときどきベビーシッター ももです。

先日、子育てサークルの仲間と話しをしました。
1ヶ月の活動を振り返って、毎月子どもに関していろいろなことを話します。子どもは0歳~4歳が所属しているサークルです。


その時に出た話題
「子どもの気になる行動についての考え方」

2歳の男の子が、0歳の赤ちゃんに対して、砂を手にべったりくっつけてくる。それを、何回もやろうとする。


こんな場面を大人が見たらどうするでしょうか?

大人は「何やってるの!赤ちゃんが食べちゃたらどうするの!砂をつけるのやめて!」と咄嗟に責めたくなるかもしれません。


でも、この男の子が、その「砂をつける」行為をする前に、自分自身が砂を手でさわり、ざらざらした感覚や、水で濡れてしっとりした砂になる感覚を楽しんでいて、近くにいた赤ちゃんにつけてみたくなった。そして、つけてみたらどうなるだろうと興味をもち、赤ちゃんの手につけてみた。


そんなストーリーがあるかもしれません。

そんな時は、叱るのではなく、「〇〇くん、砂の感覚、どうだった?ザラザラしるね、水につけるとちょっと変わったね」と気持ちを理解して、「でも、赤ちゃんの手につけると赤ちゃん食べちゃうかもしれないからやめて欲しいな」と伝える。

そういう関わり方が出来たらいいんじゃないかと話しました。

子どもの気になる行動、大人からみて困った行動に出くわした時、
その一場面を見て、子どもを叱ったり、責めることはしたくないと私は思います。子どもにはその行動をするストーリーがあって、ちゃんと意味がある場合も多いのです。


また、気になる行動には、「本当に危険ですぐにやめさせた方がいい行動」「大人が大人の価値観で困ったことと感じてやめさせたくなる行動」に分かれます。


もちろん、危険なことは、すぐにやめるように伝える必要があります。しかし、大人目線での気になる行動に関して、あれもダメ、これもダメではなく、いったん大人メガネを外して、本当にそれは困った行動なのかを自分自身に問うこと。そして、この行動にはどういう意味があるのだろうと、隠された子どもの気持ちに寄り添うことが大切だなと思うのです。


とは言え、毎日繰り広げられる育児のなかの、子どもの思ってもみない行動に、「やめてー!!」と怒ってしまうこともあります。


そんな時でも頭の片隅に「子どもなりのストーリー」の存在を置いておくこと。そこを意識するかしないかで、子どもとの関わりにおいて大きな差になるはずですし、私自身意識していきたいなと思いました。



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