雑文 #198 リラックス・リラックス
さっき、すうっとうたた寝してた。
9時頃。最近へんに気が張っていて、昼寝などすることができなかったから、気持ちよかった。昼寝って言っても夜9時頃だけど。そうして深夜遅くまで眠れなくなるパターンかもしれないけれど、明日は予定のないお休みだから大丈夫。だからうたた寝できたのかな。
私は外で仮眠を取ることができない。長距離ドライブの助手席で、運転手に「眠ってていいよ」と言われても眠れない。電車の中や休み時間の控え室。眠っている人を見て、いいなぁと思っている。
トップ画像は去年の8月、秋田市にて。大好きなお堀の蓮と、ババヘラアイス。子どもの頃、なかなか母に買ってもらえなくて、たまに食べると世にも美味しいと思っていたアイス。駄菓子の味。
リラックス、リラックス。世界は私の敵じゃない。手を差し伸べれば、仲間がいるはず。なのにどうして私はぐっと手を握っているのだろう。
Twitterが、きらいになった。がちゃがちゃうるさい。他所の人の生活も見たくない。あんなに好きだったのにな。つぶやくことは肌に合っていると思っていたのに。情報を取りたいからチラ見することはあるけれど、ほとんど放置している。あそこで友だちもできたのに。随分楽しい経験もしたはずなのに。
Instagramもそこそこに。仕事のアカウントをいじっているだけで精いっぱい。
noteはなんか安心する。私のリアルな知り合いが（たぶん）見ていないからかな。
リアルな友だちから連絡がきても、つれない態度を取ってしまう。友だちには、もともと自分から連絡しがちな人と、向こうから来がちな人がいる。いまは自分からしないから連絡が少ない。せっかく来ても、2度くらいの返事で既読無視。信頼してる相手だから甘えてしまう。いまコミュニケーションを取るのなら、じっくり一晩中飲み明かすとか、長いメールの往復を繰り返すとか、手紙とか、そういうのがいい。サクッとした生存確認、みたいなのは却ってめんどくさいのだ。んなこと言ってる私ってめんどくさいな。
差し伸べたいけど差し伸べられない私の手は、せめてグーをパーにしよう。おまじないの言葉、リラックス・リラックス。秋田の蓮の海原を思い浮かべて。ババヘラアイスの間の抜けた味を思い出して。季節の変わり目の空気を長く、吸って、吐いて。今日を無事終えられたことに乾杯しよう。
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