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2021年7月18日のこと


7月18日をどう過ごそうかと思っていたとき、大好きで毎年いっている、ある山へ行こうと思った。一緒に行く約束をしてる友達がいたので、私は「17-18日で行きたい」と推していた。

毎年行ってるほど好きな山だけど、去年はコロナで行ける日がすごく少なかったうえ、台風の時期に予定をしてしまい行けなかった。あの山から見る景色、そしてそこから見る力強い朝日が私はとてつもなく好きなのだ。
「夕日よりも朝日が好き」といっていた言葉がずっと心にあり、今までとは違うちょっと特別になりそうな日に、あの山からあの景色を拝みたいと思っていた。

しかし!
1週間前になんと私は怪我をした。怪我自体は大したことないけれど、「1週間後の山はさすがに無理だね。」と先生。「行けなくはないと思うけど、今治さないで、無理していく必要がある?」と聞かれると、治すことに徹した方がよいに決まっている。
今思えばとても恥ずかしいけど、自分の不注意で行けなくなったことが不甲斐なく、処置中に年甲斐もなくしくしくした。(先生、引いてた。笑)


友達は1人で行くと出掛けて行った。
7月18日はなんだかとても早く目が覚めてしまい、部屋から昇る朝日をみていたら、LINEが連続で入ってきた。
友達から、「見たがっていた日が昇ってきたよ」と。

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わたしは陽がのぼる前の青い空の時間が好きで、みんなが起きる前から、夜明けを待つ。その空気感もとても好きなのだ。
あんなに暗く青かった空を、たった1つしかない太陽があっという間に明るくし、空気までも暖かくしてしまう。そして何よりも力強い。
その時間を過ごせることが、とても幸せだと感じるようになっていた。

この写真をみて変わらず力強くのぼる太陽に、天気のよい7月18日になりそうで、そして7月18日という日の1日の始まりを味わえて嬉しかった。
自分の部屋からと、この写真を見ていたら、太陽のように明るく力強く、そして欲をいえば、周りをも暖かくできる存在で過ごしていければ、それでいいと思った。ちょっと大げさかもしれないけど、去年の7月18日より前に朝日を見ていたときと、今の思いは違っている。この太陽を見れることは、当たり前ではないのだから。


予定変更でぽっかりと空いてしまったこの日、わたしは自分の思う場所で空を仰ぎたいと思っていた。登山のようにがっつり歩かなくても、少しでも空に近い場所・・・それくらいいい天気の日中、日焼けがきになるけど青い空の下で太陽を浴びたいと思った。
ここで海に行く方が多いのだろうなと思いつつ、どこの海がいいのかわからないわたし。笑

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この青々とした夏の空。
この1年、悲しみや寂しさに慣れてしまった人たちへ、本人からのプレゼントなんじゃないか?と思うほど、素晴らしく青くまぶしかった。
空の世界はもっと青いのかなと考えていたら、JUJUさんの ”ナツノハナ” を思い出した。

あの空に 咲いた夏の花
風に舞いながら 落ちてく

まさに咲いてる。咲かしているね。



青空と素敵な景色と空気を堪能した帰り道、昼間は封印して見てなかった、サイトとSNSを見てみた。
最初に見たものがせかほしのツイートで、まずは心が温かくなり、そこから続けて、関係があった人たちのメッセージにちょっと涙もした。


みんなの愛と思いが、あふれていた。
難しく厳しい暗黙のルールがあるのかもしれない。でも敢えて名前は出さなくとも、みんな同じ気持ち、といってもTVのこちら側の私たちとはもちろん違うだろうけど、この1年、そして18日を迎えてるんだと。
この日をみんな同じ思いで迎え、同じ気持ちで過ごし、そしてまだこの先もゆっくりでいいんだな…そう思ったら、みんなが繋がっていると思えた。

たくさんの作品と功績を残していること自体が奇跡なんだと、素直に思う。
色んな意見があるけど、自分が感じる事が全てでいいではないか。

そしてこれだけの想いがあれば、本人にもきっと届いているんだと思う。
わたしはスピリチュアル全般を信じているわけではないけれど、目に見えないものには、目に見えないものは届くものという思いが以前からある。
だからみんなの想いが大きな塊になってきっと届いていると想っている。

たくさんの愛をみていたら、やっぱりこの日は「やさしさで溢れるように」がぴったりなんじゃないかと思い、夜はずっとリピートして過ごした。


来年のこの日も、空だけでなく自分の心も青空であるように、大切に過ごしていきたいと改めて思った。

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