黒の中の黒、写真展「月讀」にて
大阪のギャラリー176で今月7日から18日まで開催されている坂東正沙子さんの写真展「月讀」を見に行った。
タイトルに記した「黒の中の黒」は、私がこの展覧会を見終え、すぐに頭の中に浮上した言葉だ。
私はフィルムで撮られた写真にあまり明るくなく、それらに対して満足に語れるほど量を見てきたとは言えない。ただ、「暗室作業でしか得ることのできない、フィルムでしか表現できない黒がある。」と知り合いの写真家の方から聞いていた。
そして先ほど見た坂東さんの写真でそのことを強く思い出した