地域犬
ノートを始めてから昔の懐かしい思い出がふつふつと沸き上がってきます。
今日は犬のお話です。
その子がお宙のお国へお引っ越ししてから、もう20年以上の歳月が流れました。
その子とは日本大学生産工学部津田沼校舎に住み着いた雑種犬シロのことです。
ひょっとしたら私のところに訪れて下さる方の中にもご存知の方がいらっしゃるかもしれません。
だってシロは本部の新聞にまで紹介されましたから🤗
あの頃我が家の周りには3匹の野良犬がいました。一匹は縁あってうちの子に
目がキラキラした元気な女の子でしたからキキと名付けました。
もう一匹は体毛が少し長めの白い子で世話をしている人は「なさけちゃん」と仮名を付け「今はこんな情けない生活をしているけど本当はお姫様なの」と言っていました。30才過ぎてそんな少女まんがみたいなこと言うかいと私は内心思っておりましたが、彼女が必死で里親さんを探した結果、なんとなんと上だか下だか忘れましたが新宿の落合でお嬢様になってしまいました😳
3匹目が日大犬シロです☺️
シロは日大の多くの人に可愛がられ、あの広大な敷地を我が物とし、守衛室の横にシロの小屋があったものの繋がれることなどなく・・・・・?
あっ、ありました!日大が試験会場等になったときは繋がれて小屋の中でふてくされて寝て居ました😁
それ以外は日大の内外を自由に行き来していて近所の人も日大の犬と認めていて文句を言う人は誰もいませんでした。
今でいうなら地域猫ならぬ地域犬です😆
なかなか頭の良い子で、こんな事がありましたよ。
シロに不妊手術を受けさせることになり、車は乗らないというので暇な私が散歩のふりをして獣医さんに連れて行きました。
日大でいろんな人に可愛がられているシロは獣医さんのことも疑わず、にこやかに病室の中に入って行きました。
大変だったのは翌日迎えに行った帰り道です。
5,6歩あるいては大きな声で泣くのです😅
痛いよ~~、わぉ~んわぉ~ん(((((((・・;)
恥ずかしいぐらい大きな声で5,6歩あるいては立ち止まって泣くのです😖
シロの大きさでは抱くことも出来ず、なだめすかして歩かせることがなんと大変だったことか❗
それなのにそれなのに・・・・・😳
やぁ~っとの思いで日大の正門までたどり着いた時、お昼休みだったせいもあり、今はなくなってしまいましたが正面の築山に学生が沢山居ました。
それを見たシロは私のことを置いてスタスタニコニコと学生のところに行ってしまいました😂
しばし呆然と眺め連れ戻したことを守衛さんに告げ家に戻りました(^_^;)))
日大の犬と近所に認められていても特定の飼い主がいないということで行政がしている狂犬病の予防注射はして頂けませんでした。それで戸籍だけ我が家の子にして鑑札を頂きました。
大学に限らず学校というところはそうなのでしょうが、春休みは学生も教授連も殆ど来ません。そんな時、シロはやはり寂しいのでしょう。私を見付けると遠吠えに似たような声で泣きながら私のところにきます。
さみしかったよ~と言っているようでした。
こんな時特定の飼い主がいないのは、ちと可哀想かな?なんて思いました。
でもね、やっぱりシロは幸せだったのですよ🤗
あの広大なキャンパスを我が物とし自由気ままに暮らし、日大の内外の人に可愛がられ、天国にお引っ越しした時は職員さん達がお別れ会も開きました。
それに、ほら👇
シロ笑ってる😆
楽しかったよねシロ💐
動物達には沢山の思い出をもらいました。
動物達に感謝
皆様に感謝
有り難うございます。
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