サウナかけだし日記。〜湯屋敷孝楽&志げる〜

サウナ初心者が、平日の夜にサウナに行ってきました。

北浦和駅にあるスーパー銭湯「湯屋敷　孝楽」さん。
1時間に2回行われるオートロウリュウが有名です。
毎時間0分に「ストロング」、30分に「マイルド」と2パターン強弱があって、今回はストロングのみ味わってきました。
サウナ6〜8分→水風呂3分→外気浴を2セット。水風呂が季節限定でミント風呂になっていて、ひんやり気持ちよかった〜。

サウナ内のテレビの音声があるかないかも好みがあるようですが、ここは無音でした。

サウナ中って熱さから気を紛らわせたい一心で、テレビにめちゃくちゃ集中できますね。だから情報量が少ないくらいがちょうどよくて、わたしは無音のほうがいいかもなぁ、と思いました。
この時はサンドウィッチマンの番組で、アイドルの方が「間食をやめるために家中に並べたお菓子を眺めて満足する修行をした」というエピソードを話していて、「画期的！！真似する！！」とものすごい集中力で観ていました。（今考えると絶対できないその修行）

ロッカーもサイズが大小あり、大きいほうはPCバッグともうひとつの荷物を余裕で入れることができました。仕事帰りに寄る人にとっては、これ、結構大事ですよね。まだ持ち物を洗練できていないサウナ初心者にもありがたかったです。

お風呂も堪能しとっても気持ちよく過ごして、館内の食事処でビールも考えたのですが、近くにあった居酒屋がどうしても気になったので行ってみることに。

駅から2分ほどのところにある「志げる」さん。
孝楽さんに行く途中で、外の席で飲んでるおじさんたちがあまりに幸せそうだったので、屋外席で飲みたくて。それを伝えたら店員のお姉さんが机の上にさらに模様付きの天板を乗せてくれて、かわいいテーブルをこしらえてくれました。その心遣いでうきうき感が一層加速。

せんまい、餃子、串物5本盛、牛すじ煮込み、ホヤの刺身、焼きおにぎり。いやあ、もう、おいしい。もう、幸せ。ここのおつまみがサウナ飯に最適すぎて、夢中で食べてしまいました。

串は塩でお願いしました。もみじおろしがついてるの珍しいですよね。

お通しは野菜の塩もみというシンプルさ。これが箸休めにちょうどよかった。しっかり塩気があって、サウナ帰りの体に沁みました。
牛もつ煮込みも、たっぷりもつが入っていてボリューミー。気を遣いながら食べる必要がない！たくさん食べたい派には、本当に嬉しい。

大通りから少し離れた路地で、ひっそりお酒を飲んでいる秘密感。お姉さんが作ってくれた基地にちょこんと座る、子供みたいな特別感。すっぴんだし、もう帰って歯を磨いて寝るだけ！という開放感も手伝って、おいしいおいしいと連呼しながら食べました。

しかし、平日のサウナの効果が予想以上でした。短時間で汗をかいておなかもすくし、デスクワークでだるくなった体がめきめき元気になっている実感がすごい。サウナハイで会話も前向きになるのか、たいていのことはまあいっか！と思えてしまったり。

そして極め付けの、志げるさんのサ飯。ガツ刺しや生子袋ポン酢などここぞというメニューもあって、「何にしよう！」「まず落ち着こう！」とわいわい悩むのも楽しかったです。

恋人と喧嘩した時とか孝楽→志げるのコースで仲直りできそうだなぁと、ひそかに思いつきました。(でも話し合い中に「いいからいったんサウナ行こ！？」と言うのは慎重に行かねばならない)

夜風が気持ちいいこの季節ならではの外飲み。浦和近くにお住まいの方におすすめしたいコースでした。