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ブルーピリオド展行ってきましたー!!!

先週でした!
めっちゃ楽しかったー!!!!!!!!
展示会系は一人で行って好きに時間を潰すのですが、さすがに語りたくなることが多すぎました。
ブルーピリオド読んだ人全員行ってきてくれ…!
漫画は(泣きながら)貸すから読んだらもう一回私と行ってくれ…!

一番最初の時間帯に行って、ゆっくり観て、午後からアートの街天王洲を散策しようと思ってましたが正解でした。
10時から行って、誰よりものんびり眺めたことで、人のいない写真が撮り放題でした。幸せ。

喋りたいことも見せたい写真も多すぎますが、これから行かれる方のために、ざっくりとした感想だけ述べます。ゔぅ…語りたい………。

さて、ブルーピリオドは美術初心者の読者を美術の世界へ連れていくための教科書の入門編、という表現を以前しましたが、ブルーピリオド展はそれを三次元で観せたものでした。

「なんでピカソがすごいのかわからない」「俺でも書けそうじゃない?」という、八虎の感想からスタートするブルーピリオドですが、ブルーピリオド展もピカソから始まります。とはいえ、小難しい解説はなく、あくまでもさらっと、興味づけ程度に。

そして、ブルーピリオドの展開通りに、展示が進んでいきます。
と、思いきや、そこは教科書の入門編。
漫画・ブルーピリオドの解説や肉付けだけでなく、そこからどうやって美術に興味を持ってもらうか、ということが考えつくされています。

例えば、ブルーピリオド内に出てくる作品たちの解説。名のある画家たちの作品はもちろん、八虎が何気なく描いた絵たちも、その場面を思い出すような展示がされています。
また、あのキャラクター達はあの時どんな絵を描いていたのか、そういうものも垣間見れます(個人的に、マキが姉に固執しすぎている、悠の人間性が気になる、など、帰ってから漫画を読み返したくなる展示もありました)。

絵画だけではありません。
彫刻についても、まずパッと見ただけで興味を持つことができる上に、解説を読むと二度楽しめる、なんなら絵が描ける人なら三度楽しめる仕様になっていました。

こういう展示の場合、作者についてのスペースもよくあることですが、山口つばさ先生が女性であることを初めて知りました(すいません)。
女性がカエルの被り物かぶって小型のフクロウと暮らしながらブルーピリオド描いてるとか、好きの要素しかありませんね。好きです。

この展示が良かったのは、ブルーピリオドを通して、今活躍する、これから活躍しようとするアーティストたちの作品に触れられることでした。
同じテーマで描いた異なる作品、同じ絵を見て描いたはずなのに全く違う作品。
アートの世界がいかに自由で、だからこそ難しい、というところが透けて見えたような気がしました。

ブルーピリオド読んだ方、是非行ってみてください。
行かなかったってあの作品は素晴らしいものですが、行けば、より深く、作品の世界に入り込める気がします。

ちなみに、8月6日から後期に入り、展示が一部変わるので、私はその頃にもう一回行きます。
今度は友人と行くんやぁ。


ももこ

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