見出し画像

京都でもスターバックスは特別な場所

「書くのは自宅」で、「考えるのはカフェ」でと決めています。
家の中にいると、とにかく誘惑が多い。
ついつい、読みかけの本を手にしてしまったり、
ビデオを見たり、
「ちょっと休憩」と、横になると2時間も眠ってしまったり。
いっこうに捗りません。
 
そこで、カフェで小説の妄想・構想をするようになりました。
最初のうちは、「仕事をするんだ!」と、自分を追い込むためにカフェに出掛けていたのですが、いつしか、カフェでないと、アイデアが浮かばなくまってしまいました。
その一つが、自宅から徒歩で20分ばかりのところにある、スターバックスの名城公園店です。名前の通り、名古屋城の北側にある公園内のお店。通い始めた頃、店長さんに、
「ここは志賀内さんにとっての、サードプレイスなんですね」
と言われました。
サードプレイスとは、自宅でも職場でもない、第3のリラックスできる場所のことです。でも、私の場合、スタバはセカンドプレイスでもあり、サードプレイスでもある特別な場所なのです。
 
京都へ取材に出掛けても、しばしばスタバを利用します。
「スタバなら、どこでも一緒だろ。せっかく京都へ行ったのに」
と、よく友人から言われます。
でも、違うのです。
一見、全国どこのスタバも変わらないようでいて、入口に入った瞬間に出迎えてくる独特のものがあります。
それが、黒板です。
入口に掲げられているコミュニティボードを見るだけで、「ああ~京都だ!」とウキウキしてしまうのです。
 
写真は、祇園祭の時期に撮った京都三条大橋店のもの。
ここは、京都の夏の風物詩「鴨川の納涼床」があるスタバです。
高い懐石料理を食べなくても、なんとコーヒー一杯で納涼床が楽しめるお店
なのです。
黒板を見たとたんに、妄想モードのスイッチがオンになるお気に入りのお店です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?