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生きづらい日々に

こんにちは!桃缶です(*^-^*)

ココハナ1月号が11月28日に発売になりました!
わたくしは『銀太郎さんお頼み申す』を毎回ハラハラしながら見守ってます。モコちゃんいいわ~。好きだわ~。
今回ココハナ初登場だそうですが蔀先生の『推しとお猫さま』が勢いあってよかった~。蔀先生はココハナの最後のほうに載っている占いの枠絵も担当されていたんですね!そして占いは石井ゆかりさんだった…!(今回気付いた)

さて、今回のココハナにわたしの最新読切『数式を編む』載せていただいております。

生きづらさを抱えたひと、増えているような気がするので、そうしたひとに寄り添うような漫画にできたらなあという気持ちで描きました。

この頃はなんでもものすごいスピードで進んでいきますよね。
SNSのタイムラインもあっという間に流れていくし、ニュースのトレンドもめまぐるしく変わる。
最新情報についてこれなければどんどん世の中に置いていかれるような気持ちになります。

だからこそ、「待つ」ということが意味を成すのかなと思います。
今回の漫画のテーマは「待つ」です。

待つのが苦手なひとって、案外多いです。
ひとと会話するとき、とくに商談など緊張する場では、会話が途切れてしんとする時間が怖いってことよくありますよね。
本題のお値段をお伝えしたとき、商談相手が黙ったら…つい何かしら話してしまう。
子どもに勉強を教えているときもそうです。
急に鉛筆が止まって黙り込んでしまったら、つい「どこがわからない?」「なにで悩んでるの?」と話しかけてしまいます。
電車が遅れている、なんてアナウンスを聞いた日にはそれだけでもう不安でそわそわして、気が気じゃありませんよね。
これだけ物事がスピーディかつスムーズに進んでいれば、その流れのまま進んでしまいたい!って思うのも致し方ないとも思います。

でもね、そこで「待つ」ということの持つ価値をもう一度見直してほしいのです。
商談相手は懸念事項がないか洗い出す作業に時間を取っているかもしれない。
子どもは自分が何がわからないかわからず何て答えたらいいのか余計混乱しているかもしれない。
相手にとって大事な時間だったり必要な時間だったりするので、それを邪魔しないように「待つ」。
実はこれだけで結構助けになってたりします。

お互いにお互いの時間を尊重し合えたらいいなと思う、今日この頃です。

ココハナをネットでご注文の場合はこちらからどうぞ!
書店さんでも取扱いがあれば是非!(*‘∀‘)

わたしの好きを詰め込んだマンガですが、届いてくれることを願って。応援いただけると本当に嬉しいです。