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その仕事に自分の意思はあるか?

その仕事にお前の意思はあるのか?

医療現場でそう問われたら、「自分の仕事は”医師の指示の下”という文言がついた仕事だから」や「自分の上司に振られた仕事だから」という言い訳が出てくると思うんですよね。

確かに医師や上司の指示は「責任を負う」という観点からは正しい。だれも医師の代わりに患者の最終的な方針決定の責任を負うことはできない。上司の代わりに部署運営の責任を負うことはない。

でも、それってあくまでそれは責任の範疇の話であって、自分の仕事に意思をもたせられないという話ではない。

意思を持たせるとは、自分オリジナルの答えを考え抜くことです。

もっとこうしたほうがいいと思います。

もっと患者が良くなる方法はこれです。

もっと生産性を上げられるには、こんな方法があります。

勝手にはやってはいけないんです。許可は必要。だって、責任は負えないから。

でも、言われたことだけやっておけばいいって、それただのロボットでしょう。その仕事、だれでもできるよ。医療職は給料低いって嘆くけど、(まあ本当に不当な場合もあるが)資格あったら代替されるコモディティだからだよね。まあ、それでよければいいんだけど。

リクルート出身者が良く言う「お前はどうしたいの?」という言葉を聞いて、自分も上司への提案方法が変わってきたんですよね。

常に「お前はどうしたいの?」って自問自答する。その答えを「こうしたいです」って上司に言う。

この言葉のすごいところ責任を負った気分になれる、ということ。

責任を負うということは、常に自分が試されているということ。日々の小さな意思決定が成長機会になっていて、ロボットにならないための教育を受けている。そんな感じ。

本当に責任負う前に、責任を負った気分になれるってほんとお得。

意思決定があって、成長機会がある仕事って楽しくて、おもしろい。

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