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運をつかむコツ⭐︎⭐︎⭐︎ 「運転者」喜多川 泰著day5

運をつかむコツ。

それはね、つねに、『上機嫌でいること』。
どうやら、これに尽きるようです。

考えてみてください、不機嫌な人に気さくに
話しかける人は、そうそういないですよね。

たとえば、あなたが道を尋ねるときでも、
写真を撮ってもらうときでも
機嫌の悪そうな人は避けますよね。

機嫌がよくて、やさしそうだったり、
楽しそうにしている人を
無意識のうちに選んでいると思うんです。

あなたがそうであるように、人は楽しそうに
過ごしている人のところに集まります。

そんな出会いの中に、あるのが、
「しあわせの種」です。

私たちに、奇跡を起こす幸せの種は、
人との縁の中からしか生まれません。

何がきっかけで、人生のターニングポイントを
むかえるのか、わからないわけですから、
不機嫌でいたら、みすみすチャンスを
遠ざけているようなものです。

私は今まで、哲学者アランの『幸福論』にある
「幸せだから笑うのではなく、笑っているから幸せになる」という言葉をたよりに、
笑うことを意識してきましたが、
それよりも、シンプルで腑に落ちます。

上機嫌でいられるコツは、物事を
損得でとらえるのではなくて、
『おもしろそう』とか『楽しそう』って
思って興味を持つことだとありました。

たとえ、自分が面白いと思えなくても、
それを面白がっている人がいるわけですから
『何が楽しいんだろう』という切り口で
興味を持つわけです。

得するから動くとか、損するから避けるとかで
考えていると、行動に制限がかかってしまいます。
それは、自分から見えてる小さい世界の判断に他なりません。

運気のような自分でコントロールできないものは、どれがチャンスなのかは、後になってみないとわからないものです。

だから『上機嫌』に過ごすことを意識することで、得体のしれない運と出会うんだと思います。

他にも、運についての考察で、
運を、『いい』とか、『悪い』とかで
とらえるのではなく
『運をためる』『運を使う』と
解釈することをすすめています。

たとえ報われない時間が、現実にあったとしても、『今は運をためている』時期なんだと諭し、モチベーションを保つことができるからです。

この本は、運がよくなるということを、自分ごとに落としやすいように物語で伝えてくれる名著です。

ほんの一部を切り取っただけのレビューになってしまいましたが、ほかにも、生きていくなかで大切にしないといけない考え方が、あなたに寄り添うように書かれていますので一読されることをお勧めします。









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