【取材】女性の支援で生きるヒモ男子とは?
*1年以上前の記事になります。
ヒモ男子とは?
昨今では、女性に生活費を支援して貰う「ヒモ男子」がトレンドのようです。
バラエティでも時々に取り上げられており、その実態には常に炎上が付き纏っています。ヒモ男子の実態は「月に5万円を頂く代わりに、女性の飼い犬になる」
「家事を行う代わりに、生活費ゼロ円で一人暮らしの女性宅に住まわせて貰う」「複数の女性から毎月〇万円を支援して貰っている」等、完全に女性に寄生して生きています。「男とは、女を養うべき生き物」という昔からの風習を一新したスタイルと言えるでしょう。
評判は悪い
しかし、当然ながらネットでは辛辣なコメントばかりが寄せられています。
「働きもせず、良い大人がなにやってんだか」
「いまは良いけど、歳を取ったら、どうなるの?」
「クズ男を養う女の心理が知りたいわ。なんか知らんけどマジで不快だ」
「税金はどうなってんの? 一人残らず取り締まれや」
ヒモ男を養う女性の心理
このように、国内では働きもせずに女性の支援で生きる男性が多いようです。中には、「自分の住居を持たず、8人の女性から月々10万円を貰いつつ、毎日女性宅をハシゴして暮らしている」という男性まで居ました。
批判が多いのは当然ですが、やはり羨ましいと思う男性が多いのも事実です。
では、そんなヒモを養う女性の心理とは何か? ネットでの体験談や、実際に養った女性へのインタビューから、情報を集めてみました。
男女における価値観の違いが露わとなり、非常に興味深いインタビューでした。
貢献欲求
まず第一に思い付くのが貢献欲求でしょう。
大抵のヒトには「尽くしたい」という欲求が存在します。尽くすことで相手の喜ぶ顔が見たい等の感情が貢献欲求です。そんな好意を巧みに汲み取り、お金を女性から貪る男性は、世間が認識する以上に多いと思っています。女性の好意に甘えて働かない男性も、度々ニュースに取り上げられています。
依存型
貢献欲求を越えて「相手の一切を管理したい」と考える女性も多いです。
好意が強すぎる点から、相手の世話を全て賄いたいと考えてしまい、こちらは依存型と呼ばれています。世間では「都合の良い女」という扱いでも、一部では「メンヘラ」「ヤンデレ」という名称のイメージが強いと思われます。
「相手無しでは生きていけない」と心から思い込んでしまい、とにかく相手へと貢ぐ傾向にあります。
支配型
中には、純粋に「男を私物化してみたい」というSな女性も存在します。
ヒモを養う女性から聞いてみました
先述の「貢献欲求」「依存型」はネットに依る情報ですが、こちらは実際に男を養っている女性と直接のアポイントを取りました。
その際の対談の一部を以下に記述します。
ももえ:男性を養っていると伺いました。それは本当でしょうか?
女性A:はい、本当です。
ももえ:月に、どれくらい出費しているのでしょうか?
女性A:そんなに多くは無いです。食費と、光熱費が少し嵩む程度ですので、月に換算すると3万円程度だと思います。
ももえ:現金を直接渡してるということは無いんですね。
女性A:たまに、お小遣い程度を渡すことはあります。けど、やっぱり多くは無いです。数千円程度でしょうか……
ももえ:なるほど。どうして養っているんですか?
女性A:これは、ここだけの秘密で良いでしょうか?
ももえ:分かりました(分かってない)
女性A:相手……私が養ってる男性はホントに気の弱い人なんです。昔から虐められていた人で、誰に対しても卑屈です。ホントに。私に対しても、いつも機嫌を窺うような感じだったり。まあ、つまり私の命令に何でも従ってくれるのが気持ち良いんです。
ももえ:だから、養うようになったと?
女性A:こう言っちゃなんですけど、ホントにペット感覚で養ってます。月に3万円程度なんで猫を飼うより安価です。私に懐いてますし。私が仕事で居ない間に、家事とか全てやってくれるし便利ですよ。成人男性を屈服させる快感というか。マジであります。
ももえ:なるほど。お気持ちを察します。確かに、家事をやってくれるペットは都合が良いですね。二人は、どんな出会いなんですか?
女性A:あ、それは普通に学生の頃からの知り合いです。普通に友達だったんですけど、相手がホントにウジウジしてるから、いつも私が高圧的な態度を取ってたんですよね。
んで、気付いたら、いまの関係になっていた。というね。前は相手も働いていたけど、職場のパワハラで退職しちゃって……最初は傷病手当金で生活費の折版もしてました。けど貯金が尽きて……そのまんまですね。働いてないっていう負い目が有る所為で、卑屈だった前よりも更にウジウジが酷いし、本当に何でも命令に従ってくれます。それがホントに快感なんです。
ももえ:ヒモには色んなタイプが居るんですね。
要点
以上が対談でした。興味深い内容だった為に、三時間は話し込んでいました。
ここでは、一部のみを特集しました。如何でしたか?
読み物として単純に楽しめたり、不快に思ったり、なにか閃きを覚えたりと、受け方は様々でしょう。なお、ヒモの種類には、他にも「洗脳型」や「援助型」「契約型」が存在しています。
しかし、こんな生活をしている者も居る……という程度に受け止めて頂けると幸いです。本書は、ヒモな生活を推奨している訳では無いと、最後に留めておきます。
最後に余談ですが、ヒモを養う才能のある女性には「猫好き」という共通点があるように感じました。