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応援すること誓うこと

高校3年間、正式には浪人中を含む3年間付き合った人がいた。彼は関西屈指の国立大学を目指していた。当時のわたし、そんな彼に「へー!受かるわけないじゃん」と言葉を放ったことがある。今思えばめちゃくちゃ最低。なぜそんなことを言えてしまったのか、恋人さえもライバル視するビビるくらいに性格が悪い。

彼は二次で別の大学へと進学。東日本の大震災が起こった3月11日、最後の思い出として小豆島を旅した。

そんな自分の心無い言葉。自分が放った言葉が彼の呪いになっていたのなら。とふと思い出す。


母からの応援


就職活動を始めたすぐのころ、母は白血病になった。就職するなら東京だ!!と決め込んでいた私に対して、「もものやりたいことを応援しているよ」と。何にも代えられない母の偉大さだ。

やわらかなパジャマ姿が恋しい。力のこもったストレートな愛の言葉。今もその言葉がお守りになっている。

「人生一度きり、やりたいように生きてみな」
と息子に声をかけすぎて、最近「人生一度きりだしね!」と何かのたびに己をチアアップする息子を見かけて微笑ましい。

父のエール

新卒2年目で妊娠って、、正直産みたいと思えなかった。仕事もままならないのに子育てなんて。お母さんにあんなに応援してもらって始めた仕事なのに…

そんな時の父の言葉。

「人生は自分が大事なことを決めたらあとはいかようになる」というようなこと。

建設業30年間の社長の父らしい言葉。

あれから6年。父の言葉をわたしなりに体現してきた。決めたら他はどうにでもなる。意外とどうにかなる。どうにかすると決めたらどうにかなる。為せばなる。為さねばならぬ何事も。だね。

エールの言葉は人それぞれ。
気づいたらあとは自分の心を信じるのみ。

別れあれば出会いあり、うまくできた人生だ。

息子と夫への応援

たくさんの応援エピソードを経たいま。

たくさんの応援を受け取り、渡せる範囲で渡してきたエール。まだまだ足りない、手放しで応援、なんて器も持ち合わせていない。シンプルに羨む時もあれば、比べて落ち込むこともある。

それでもエールを送るのだ。

「人生一度きりだしね、自分らしく楽しんで生き抜こうじゃないか!」と。

「夫からはいつも応援してくれてありがとう」と言われるようにまで成長した。最愛の家族を応援できない人生なんてごめんだね。だてにガタゴトな人生を歩んではいない。これはわたしの使命なのだ。

息子へ、夫へ、友人へ、仲間へ

わたしなんてね、と思う時、誰かにかけるエールを自分自身にも送りたい。3年間のお弁当作りももう佳境です。なるようなる。そんなもんだけど

わたしおつかれよくがんばった!
本当によくがんばった!!毎日偉いぞ!

みんな生きててえらいんだ!
それだけは忘れないでおくれよ。

アディオス!!

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