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【4カ月育児】0歳赤ちゃんと行く京都グラフィー①

今まで夫と二人で行っていた京都グラフィーに、今年は0歳4カ月の子供と2泊3日で行ってきました!初めての飛行機、初めての新幹線、初めての旅行と初めて尽くしでしたが行って良かったー!!!!


京都グラフィーとは

京都グラフィー(KYOTOGRAPHIE/京都国際写真祭)は、二条城や商店街など京都の複数個所を舞台にした国際的な写真祭です。11回目となる今年は4月15日(土)- 5月14日(日)まで開催。以下MAPの1 - 15の各所で世界各国のフォトグラファーやビジュアルアーティストによる作品が展示されていて、スタンプラリーのように自由に回ることができます。

展示MAP

京都グラフィーの魅力はなんといっても、京都ならではの歴史的建物と作品が融合している点。普段の美術館では味わえない解放感の中でアートを体感でき、例えば二条城で展示されている写真家・高木由利子さんはそのスケールの大きさに圧巻でした。

二条城x高木由利子さん

会場の殆どが重要文化財なので、京都文化博物館 別館の1階以外はベビーカーNG。入り口でベビーカーを預けるなりロッカーに入れるなどして、子供は抱っこ紐やスリングに入れて展示を見ることになります。子供がグズグズし出した時は、夫婦交代で1人ずつ鑑賞する時もありましたが、逆に1人でゆっくりと浸れて良かったりして。今回は展示内容では無く、赤ちゃん連れの過ごし方に特化します。

ホテル選び&授乳室

烏丸御池付近:京都グラフィーは主に烏丸御池駅付近に集中していますので、ホテルはその辺りで授乳室があるエースホテルホテルモントレ京都がおススメ。エースホテルは新風館1階に授乳室がありますので、宿泊していなくても利用できます。大人二人で1泊約4万円。ホテルモントレ京都は1階の授乳室に鍵がかかっていますが、フロントの方にお願いすれば利用できます。温泉大浴場もあり、立地も申し分ないので今回はホテルモントレ京都に宿泊。息子はまだ寝返りをしないので、キングベッドの間に寝かせて問題なしでした。大人二人で1泊約2万円。

ホテルモントレ京都のキングベッド(HPより)

祇園付近:
アクセス|EDION京都四条河原町店の6階と7階に授乳室があり、私が利用した7階の授乳室は夫婦で一緒に入れるくらい広いです。お茶をするなら都路里の2階が甘味処になっていまして、男女兼用トイレにおむつ台があります。店員さんにお声がけするとエレベーターで2階に案内くださいました。

その他京都の街を歩く際は、ママパパマップで授乳室やおむつ台の場所を確認しました。二条城も広くて大きな授乳室があり良かったです。

夕食事情

毎日16時頃一旦ホテルに戻り、子供をお風呂に入れて寝かせるためにしっかりとミルクを飲ませ、眠いモードにしてからレストランへぶらぶら移動し、18時から夕飯。レストランは事前にリサーチ&赤ちゃん同席でOKか確認の上予約しました。昼間の刺激に疲れたのか、子供は行きのベビーカーでウトウトして、夕食中は爆睡(やったーーー!涙)

ヤキニク甲 京都蛸薬師店*おむつ台はありません。
ベビーカーを入り口で預ける必要がありますが
・個室
・煙もくもくしない
・ソファー席(子供をソファーで寝かせながら食事できる)
・タッチパネルでのオーダー(マイペースに食べられる)
そして、なんと言っても薄暗くて静かなので、子供がビクッとすることなく久しぶりに夫婦で焼き肉を堪能できました。子供の焼肉セットがありましたので、小学生位のお子様にも良いと思います。特にハラミが美味しかった!

くちばしモダン*おむつ台はありません。
京都へ行くときは絶対に予約する焼き鳥屋さん。もうとにかく美味しい!!!!!!。2023年4月現在コース料理のみだそうで、だからこそ人の出入りもなく、疲れた脳みそでメニューを考えることなく、ゆっくりと美味しい焼き鳥を頂くことができました。大人気店なので予約必須です!カウンター+テーブル4席中、私たちを入れた2席がベビーカー連れでした。

その他の食事は、雨が降っている時間が長かった事もあり、朝食は夫婦どちらかが買ってきてホテルで食べたり、ランチはベビーカーで滞在しやすい場所を選び、館内・道が広い・授乳室がある新風館にある餃子屋(ぎょうざ処 亮昌 新風館 (スケマサ) - 烏丸御池/餃子 | 食べログ (tabelog.com))や新幹線に乗る前は京都駅地下Portaでササっと済ましました。Portaは女性トイレ内ですが授乳室もあるし、カフェも何でもあるしで新幹線に乗る前の時間つぶしに丁度良かったです。

市内の移動手段

効率を考えてタクシー移動にしました。バスは便利なのですが、インバウンドの盛り上がりもあり混んでいたので、ベビーカー連れにはしんどくパス。電車はエレベーターの場所を探すのに時間がかかりすぎたのでパス。特に京都駅で南北の地上のコンコースを横断するエレベーター探しに苦労したので、「ロッカーに荷物を預ける、食事をとる、タクシー乗車をするのは全て中央口で!」とエリアを決めて行動したほうが良さそうです。ネガティブな意味ではなく、東京に比べて京都の特に地下鉄はベビーカーフレンドリーではないので、想像以上に移動時間がかかると思っておいた方が良さそうです。

おむつが無くなってしまったら

京都駅Portaのコクミンドラッグ
最後の最後でおむつが無くなってしまい、どの薬局へ行っても70枚入りとかいわゆるいつものドデカサイズしかない中…電話で確認したところ京都駅地下Porta東エリアのコクミンドラッグにはMサイズ2枚入り、Lサイズ4枚入りがありました!おむつが足りなくなってしまったのでここで補充。1枚50円(Lサイズ)と100円(Mサイズ)計算でコスパは悪いがあんなでかいおむつ袋を持ち歩くよりマシ、と背に腹は代えられぬ。とにかくおむつは多めに、ですね。KoKuMiN 京都PORTA東エリア店|店舗検索|コクミン

京都グラフィーは非日常の連続で本当に楽しかったです。何度も感じたことですが、京都の方は子連れにとても優しい。人との距離が近いのか、街が混みすぎていないのか、時間がゆっくり流れているのか、エレベーターは譲ってくれるし、ギャン泣きしててもちらっと見られることはまず無いしむしろ微笑まれたり、とにかく余裕があり人が急か急かしていない印象。もちろん東京にいても声をかけられることもありますが、旅行中でこちらも余裕があるからか、「可愛いですね」「何か月ですか」と気さくに話しかけられたところから、こちらも自然に返しからの会話が弾み、また、展示会場でも京都グラフィーのスタッフの方たちとも話すなど、今回の旅行では人と話せた楽しさがありました。

因みに京都グラフィー自体に赤ちゃん連れは見かけませんでした。展示会場におむつ替えが無い、ベビーカーNGなど、海外からは子連れで来る人も増えると思うので、まだまだこれから発展していく分野だと思います。そして赤ちゃん連れで行くのはハードかと聞かれたら、雨が降るとレインコートの中で抱っこ紐だったり、子供がギャン泣きしたらそれを中心に時間調整をする必要があったり、途中で便が緩くなったのでおむつ替えの回収が増えてひたすらトイレを探す時間ができたりと、そりゃハードです。全部の展示を見る事はできませんでした。ですが、それをも上回る非日常感、京都の方の優しさ、子供と一緒に初めて旅行に行けた充実感と喜びが上回りました。

東京⇔京都の移動は、行きは飛行機、帰りは新幹線でトライしましたので、よければ下記もご覧ください。

追記:
ベビーカーはとにかく畳みやすいものがおススメです。ヨーロッパ旅行はYOYOで旅行しましたが、YOYOはとにかく細い、軽い、駆動がスムーズ、畳みやすいです。そしてベビーカーNGの展示会場では毎度入り口で畳む必要があり、ベビーカーの荷台から荷物の出し入れが面倒だったので、リュックが便利でした。