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感情の伝染

教典  115  「感情の伝染」

もらい泣きという言葉がある。

私は、物心ついた時から、同級生が先生に叱られると、私が叱られたわけじゃないのに、泣いてしまうことが度々あった。

テレビでも、歌手が賞を受賞して涙を流すと私も号泣し、スポーツも、勝とうが負けようが、選手が涙を流せば号泣する。

これは、44歳の今でも変わらない。

テレビのように、家で号泣する分にはいいが、これが家以外だとけっこう厄介なことだったりする。

たとえば、電車内でのトラブルに遭遇したり、レストランや居酒屋でのトラブル、スーパーでのトラブル etc。

号泣とまではいかないが、泣いてしまったり気分が悪くなってへたり込んでしまうと、逆に私が目立ってしまう場合がある。

そのくらい、私は人の感情に反応してしまう。


1980年代

人気俳優が自殺した。

人気アイドル歌手が自殺した。

彼、彼女のファンだと思われる人たちが後追い自殺をした。


たぶん、私のように、本人の感情が伝染してしまう人がいるんだと思う。

そして、本人と同じように苦しんでしまう。


幸い、私の場合は、号泣したり、へたり込んでしまっても、しばらくして落ち着くと、それはそれで切り替えることができる。


けど、それができない人もいると思う。



私が言えるのは、

死なないでほしい!

ってことです。

人の感情をモロに受け取ってしまう人。

伝染してしまう人。

これはこれで、辛い!

私も涙は出るわ、心臓バクバクして苦しいわ、

しかも、直接自分に向けられたものではなく、他人の感情を受け取ってしまっているので、自分でもわけがわからなくて、ちょっとしたパニック状態になる。

だから、わかる。

私もそうなるからわかる。

だから言える

死んではダメ!

落ち着いてとか言う前に

死んではダメ!


死んじゃダメだよ!

ってこと。



私は、ただこの場で、文字にしてアップすることしかできない。

私では、救えない。

けど、

あなただけじゃないんだよってことも知ってほしい。











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