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人をつぶすのって簡単なんだなと思った出来事

教典  287  「人をつぶすのって簡単なんだなと思った出来事」


もう、5年くらい前かな。

バイト先の会社に2人の新入社員が入ってきた。

女性と男性で、ここではA子さん。B君とします。

2人とも、とても気さくで明るくて、やる気に満ち溢れていた。

特にB君は、冗談も通じるし、明るくて、なによりも英語が堪能だった印象が強い。

2人ともサービス部門に配属されたのだが、B君はお客様に対するサービスが旺盛で、ピッタリだなと思った。


ところが、ある日


私や、他部署の人やB君で、ワイワイやってるところに、ある部署の部門長がやってきて、突然、みんなの前で、B君に怒鳴り散らした!


みんな、一瞬、何が起こったのかわからなくて、

私も、実は、今でも、どうしてそんなことが起こったのかわからないんです。

ただ、この部門長は、カスで

とにかく『気分屋』

調子のいいときは、冗談言うくせに、機嫌が悪いと、1人をターゲットにしてネチネチいじめる。マジで最低な奴だった。

今、思っても、B君が怒鳴り散らされるほど、何か間違いやいけないことをしたとは思えない。

だけど、私の記憶にあるのは、とにかく、B君がその場で部門長に謝ってる姿だった。


それから、A子さんも、B君も人事異動で、違う支店に異動していったんだけど、

しばらくして、バイト先でA子さんに会う機会があって

「B君も元気?」と聞くと

「辞めました。」と言われた。


やっぱりかというよりも、部門長を呪い殺したいくらいの気持ちになりました。

もちろん、辞めた理由はそれだとは限らず、また、それだけが理由とも限らないとは思うんですが、

とにかく、めちゃくちゃ悲しかったです。

同時に、

B君には、絶対次の職場で頑張ってほしいと思うし、なにより幸せになってほしいと思った。


その後、カスの部門長は、縁もゆかりもない僻地にとばされました。

本人は、他に行くところがないという自覚だけはあるようで、今もなおしがみついています。

A子さんは、現在も同じ会社で働いていて、少しずつ出世街道を進んでいます。


人1人をつぶすのは簡単だ。


プライドを傷つけ、みんなの前で恥をかかせる。

否定する言葉をこれでもかと浴びせる。


最低だよ。

けど、同時にそんな最低な奴ほど、嫉妬の塊である場合がおおい。


キラキラしてるものに嫉妬する。

みんなで、ワイワイ楽しそうにしてる光景に嫉妬する。

暖かい家庭に嫉妬する。

で?

それとは真逆にいる俺、私は

どこか達観ししてて、冷静で?

1人でいることがかっこいい?

孤独を愛してる?


ギャハハハハハハハハハハハハハハハ!


だっせぇーーーーー!


人を非難したり否定したり貶めることしかできない奴がかっこいいわけねーだろ!

っつうか、

だっせぇんだよ!

イモか!

イモだよ。

人をつぶすくらいなら、救ってみろよ!

イモはできねーんだよ!

イモだからな。


B君。元気ですか?



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