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職がなくなるということ

教典  135  「職がなくなるということ」

今年のコロナウイルスによって、職を失った人がいる。

家を失った人がいる。

家族を失った人がいる。

お店を失った人がいる。

会社を失った人がいる。

コロナウイルスに関係なく、これらを失った人もいる。


幸い、私たち夫婦は

だんなもコロナウイルスに影響のない職で、毎日月曜日から金曜日まで働いている。

私のバイト先は、休業期間があり、シフトもコロナ前ほど入ることはできないが、会社は存続している。

けど、





あすは我が身!

と思わずにはいられない。


最近は、毎日あくせく働いて人生楽しいですか?とか

働くだけが人生じゃない!とか、

もっとやりたいことやって生きよう!

っていう風潮があるように感じるが、

私は、それを否定するつもりはない!

それどころか、それで生きていけるなら、とっても素晴らしいことだと思う。


だけどね。

人生、そう簡単にいかないのも人生なのよ。


特に、家庭をもっていたり、親が介護が必要だったり、シングルマザー、シングルファーザー、

一人一人、自分だけの人生っていうけどさ、

やっぱり、「しがらみ」ってもんもあるのよ。

それを放棄してまで、自分の人生好きなように生きることもできるかもしれない。

けど、私は無理だわ。

だから、働く。

このnoteを始めるときはね、心のどこかで、

noteで食っていけたらいいなぁ。

なんて、あま〜い夢みたけど、一瞬で吹っ飛ばされたからね^^;

私は、バイトでコツコツ稼ぐことが合ってるらしい。

ここから、うちの会社のことなんだけど

うちの会社は、そこそこ大きい会社です。

1000人単位の従業員を抱えている。

客商売で、今回のコロナウイルスが猛威をふるった時は、いよいよ倒産するかなぁ?と思ったけど、今も生き残っている。

それどころか、なんと、1部の部署を解雇しただけで、あとは全員雇用し続けているのだ。

その間、バイトであっても休業補償が支払われた!

大変ありがたいことなのだが、社員の中には、それにあぐらをかいてる人もいる。

しかも、役職が上の人ほど、危機感が全く感じられない!

うちの会社も客商売です。

いくら大きい会社であっても、

今も生き残っているとはいえ、前年に比べたら真っ赤っかの赤字です!

危機感のない一人に尋ねたことがあります。

「大丈夫?」

その一人が言いました。

「俺はいつでも辞めていい覚悟で働いている」と。



ポジティブバカ?

ちなみに、危機感を持っていない人、全員の共通点が

仕事できないレベル!

です。

そんな人が、このご時世に

職を失うことがどういうことなのか?

そのレベルで次の職がみつかると思っているのか?

私が尋ねた人は、50代ですよ。

机にふんぞり返ってるだけの人に何ができんねん?

また、ある部門トップの男性は、2人目の子供が産まれたばかり。

なのに、いや。だからかどうかは知らないが、

客商売でもっとも忙しい土日に下の者があくせく働いてる中、休む。

ほんまに会社潰れたらどうすんねん?

子供2人抱えて、そんなユルユルの根性で次の仕事見つかっても、続かんよ。

あのな。

職を失うことは、今の生活を失うことなんだよ。


順調に転職できる人なんて、ほんの一握りだよ。

そりゃあね、あんたの人生、私には関係ないさ。

50代であろうが、幼い子供抱えてようが、会社倒産して路頭に迷おうが知ったこっちゃない!

ただ、

現実は想像よりもはるかに苛酷であるってことを私は言いたい!


最初に書いたよね。

どれだけの人が、職を失って人生狂った?

家族失って、家失って、なにもかも失った!

私だったら、そこから這い上がる力はない!

頭悪いし、なんのスキルもないし、投資も知らない、ITなんて未知の世界。

だから働く。

自分の人生、楽しく生きるために

私は働く。









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